暁 〜小説投稿サイト〜
DQ4TS 導く光の物語(旧題:混沌に導かれし者たち) 五章
五章 導く光の物語
5-44濡れ衣を着せられて
[6/6]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
「……では。私たちも、戻りましょう」
「待ってちょうだい!せっかく来たのだから、この部屋も探していきましょう!なにか、いいものがあるかもしれないわ!」
「そうじゃの。ならば、手っ取り早く魔法で探すとするかの。レミラーマ」
ブライの詠唱で魔法力が部屋に散り、三ヶ所で光を放つ。
「あら、三つもあるのね。なんだか、得した気分だわねえ。どれどれ。……あら!疾風のバンダナね!これを身に付けると、素早く動けるようになるのよ!他の防具を身に着けるのに邪魔になるものではないし、いいものがあったわねえ!」
「あの……それは、彼の……」
「さて、あとはなにかしら。小さなメダルに聖水ね、まあ大したものではないけれど、文句を言ったらバチが当たるわね。」
「ふむ。もう、良いかの?」
「そうですわね!もう、お宝のにおいもしないし。もう、用はありませんわね!」
「……」
さらに微妙な顔になって黙り込むミネアに、ライアンが声をかける。
「……あの男も、もうここに戻ることも無いだろう。余計な手間をかけられた駄賃ということで、どうだろうか」
「……そうですね。洞窟に残された宝の一部とでも思えば、いいですね……たぶん……」
「さて、我らも脱出するぞよ」
ブライもリレミトを使い、一行は洞窟を脱出する。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ