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真・恋姫無双 矛盾の真実 最強の矛と無敵の盾
拠点フェイズ 3
拠点フェイズ 劉備 (桃色) 「我愛?」 
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り占めしていいのなら、私がやるが……」
「(ぼそっ)くっ……この関雲長。ここで退いては武人の恥辱!」

 もう、やけくそだ!
 すぐ傍に用意してある炒飯を皿に盛りつけ、レンゲを乗せてご主人様の前に立つ。

「お、おおおおおおおお……(ぶるぶる)」
「あ、愛紗……無理すんな」
「お待たせしました! あ、あああああ愛情たっぷり卵炒飯ですっ♪ 私の愛を込めましたので、美味しく食べてくださいね♪」
「………………はい」

 ああああああああああああああああああああああああああああ……

「愛紗! 科白(せりふ)! 科白を忘れているぞ!」
「くぅぅぅ……あ、後で憶えておれよ、星。くく………………お、美味しくなぁ〜れ! 萌え萌えきゅん♪」
「「「「「萌え萌えきゅん♪」」」」」

 ガンッ!
 ご主人様が、食卓に頭を打ち付けられた。
 うーあーあーあー……この、このむず痒い衝動をどこにぶつけたらいいのだー!?

「…………………………俺、今すっげえ于吉殺したい。アイツのせいだ、全部アイツのせいだ……」

 ご、ご主人様。
 涙声でよくわからないことを呟かないでください。
 私が泣きたいです!

「くっ……くそお! 食べてやるよ! ちくしょうめ! 元の世界だってメイド喫茶なんて行ったことねぇよ、こんちくしょう!」

 ガツガツと炒飯を食べておられるご主人様。
 ううう……なんだ、この耐え様もない恥ずかしさは!

 見れば桃香様を始め、朱里や雛里まで顔が赤い。
 鈴々は、何やら楽しそうだが……というか、星よ。
 貴様も真っ赤になるほど恥ずかしいなら、こんなことをやらせるな!

「お、思った以上に恥ずかしいものだな……ごほん! ささ、次の料理を……」
「ゴホッ! んぐっ……まだやるのかっ!?」
「はっはっは……もちろんです。宴ですからな……少々お待ちくだされ」




  ―― 盾二 side ――




 くっ……めっちゃ恥ずかしい。
 なんで俺、炒飯やけ食いしてるんだろ。

 まさかメイドでくるとは思わなかった。
 入り口で馬正に『ご愁傷さまです、主……私は無力ですので、諦めてくだされ』と言われた意味がようやく分かった。

 つまり、これは……悪魔の晩餐だったのだ。
 こ、こんな状況、羞恥プレイ以外なんでもねぇぞ!

「お待たせしました〜」

 星の言葉が、部屋の奥にある衝立の裏から聞こえる。
 いったい今度はなにを……

「「「「「「い、いらっしゃいませー!」」」」」」

 そこから出てきた星たちの姿に。
 俺はまた、テーブルに頭を打ち付ける。

「こ、今度は………………バニーガール、だとぉ!?」

 しかも網タイツまで……どうやって
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