第1章 僕と文月学園。
十一時間目 Aクラス戦!!
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まで減らしたけど、正直フィードバックも体力も精神もキツイ。
召喚獣は、さっき木下さんの猛攻をくらったせいで左腕がない。
右手は、傷だらけ。
この状態でまだ動けるのは正直すごい。
「いい加減っ倒れて!」
向こうも、疲れで、さっきみたいな、追撃はできない。
ギリギリでかわす。
もう、アレを使うしかないのか...?
再度斬りかかってくる木下さん。
しょうがない、使うしか勝ち目はない!
「明久たち!今すぐさがって!」
明久たちに警告をする。
明久たちが離れていく。どうやら警告に従ってくれたようだ。
「まだ、作戦でもあるのかしら?」
木下さんが息を切らしながら聴いてくる。
「うん、できるだけ、使いたくは、なかったけど、こうなったら、使うしかない!」
木下さんが距離を開ける。
今回はBクラス戦で使ったアレじゃない。
「うおォォォォォォおォォ!」
雄叫びを上げながら、木下さんに突っ込ませる。
「!」
木下さんが剣を振り回す。
右足がちぎれる。
が、まだだ!
左足のみで跳躍し、木下さんへ突っ込む。
顔面を掴む。
作戦成功
あとは、発動キーワードを言うだけ。
「......『フルバースト
全点 解放 』 」
直後、銀の腕輪の効果が発動し、大爆発を起こす。
倒れ込みながら点数を見る。
『Aクラス 木下 優子 vs Fクラス 織斑 一騎
日本史 0点 vs 0点 』
どうやら成功したみたいだ。
「あとはよろしく.....」
そのまま倒れこみ、意識はなくなっていった。
「ん?」
気がついたら、保健室のベッドの上で寝ていた。
「あ、気がついた?」
明久の声。
ゆっくりと上体を起こす。
まだ体は痛むけど。
「明久?勝負はどうなったの?」
「ん?蒼空のあと、僕が戦うことになったんだけど、すぐに負けちゃってさ、今、0勝1負け1引き分けだけど、多分ムッツリーニが勝つから今は1勝してると思うよ」
「そっか...」
どうやら僕と木下さんは引き分けになったらしい。
まぁ、引き分けを狙ったんだけど。
「じゃあ、あと姫路さんと雄二か。姫路さんは勝てるだろうけど、雄二の作戦は通用するかな?」
「きっと、大丈夫だよ」
「そっか、じゃあ、見に行こうか」
無理矢理立とうとする。が、
「痛!」
頭がかなり痛い。
多分倒れこんだ時に打ったんだろう。
今、気づいたけど、体中包帯だらけだった。
「明久、松葉杖とってくれない?」
「わかった」
一応、松葉杖持っていくか。
足が無傷なはずないし。
――数分後――
Aクラスに松葉杖を付きながら(やっぱり普通に歩けなかった)行くと、今姫路さんと久保君(?)の勝負がついたところだった。
これで2勝。あと
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