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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0408話
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からね。そういう反応をするという可能性も十分に予想していた」

 そこまで言った時、ネギが蹴り上げたテーブルが落ちてくる。
 溜息を吐きながら、それを尻尾で受け止めて元の位置へと戻す。
 その様子を見ていたフェイトが頷きながら口を開く。

「おや、器用だね。その尻尾はかなり便利そうだ。でも、いいのかい? 君はこのオスティアではそれなりに有名人なんだろう?」

 フェイトの言葉通り、尻尾を使う為に正体を隠す為に着ていたローブを脱いだ俺の姿は丸見えになっている。そして当然これだけの人数がいればナギ・スプリングフィールド杯に出ている俺を知ってる奴もいる訳で、何人かが指さしているのを感じる。
 このままここにいれば騒ぎ云々じゃない、か。

「元々お前達が騒がなければ問題が無かったんだろうに。ただ、まぁ、しょうがない。俺がこのままここにいれば色々と面倒臭そうな事態になりそうだからここで消えさせて貰うよ。お前達は好きにしろ」
「ああ。君と話が出来た分、有益な時間だった。またこういう機会を持ちたいものだね」
「……さて、どうだろうな。ネギ、今いった通りに俺はこの辺で消える。後はお前が……ん?」

 ふと感じた戦闘の気配。それもここからそう遠くない位置でだ。

「アクセル君?」

 これは……なるほど。会談や取引とかいうのはあくまでもフェイク。目眩ましでしかない、か。

「いや、何でも無い。じゃあ、俺はこの辺で失礼させて貰うとするよ」
「……まぁ、いいか。あの子達もアクセル・アルマーという存在を知っておくべき時期だろうしね」

 背後からそういう呟きが聞こえてきたが、そのまま店の裏へと移動して影のゲートへとその身を潜らせる。





 そしてそのまま覚えのある気配の場所まで移動して顔を出す。
 最初に目に入ってきたのは、長谷川、早乙女、宮崎の3人。それに対するかのように角の生えた女がバイオリンのような物を持って構えている。場所は路地裏と言った所か。

「さて、どうやら丁度いいタイミングだったらしいが……」

 そう言いつつ、3人の前へと姿を現す。

『アクセル君!?』

 突然姿を現した俺に驚いたのだろう。3人の驚愕の声が路地裏へと響き渡る。もっとも、長谷川は君付けじゃなかったが。
 そして。

「アクセル? そう、貴方がアクセル・アルマーですか」
「そういうお前はフェイトのお仲間、か」
「ご名答。……まさかここに現れるとは思いませんでしたが、良い機会です。フェイト様があれ程に拘る貴方の実力、見せて貰いましょう」

 そう言いながら、俺を見ながらバイオリオンを引く女。それを見た瞬間、猛烈に嫌な予感が脳裏を過ぎる。咄嗟に魔法障壁へと魔力を込めた次の瞬間、バイオリンから強烈な超音波攻撃
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