例えばこんな夏休みは学生だけの特権だろ
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(何も書かれていない)
7月23日
メシマズ大国とかそういう問題ではない。セシリア自身の料理スキルの問題だこれは。
おりむーと一緒に仲良く丸一日ぶっ倒れてしまって日記すら書けなかった。
あのサンドイッチにはいったい何が入ってたんだろうか?結局残りはジェーンがその超人的な胃袋で処理したらしい。改造人間の底力すげぇ。
現在セシリアは代表候補生軍団つきっきりで家庭科の授業を実施中。生徒会メンバーも参戦している辺りかなりガチの教育を行っている。あの会長が真剣なまなざしをしていたから間違いない。確かに自分の治める学園で男子生徒二人が毒さ・・・食中毒なんて放っておけなかったんだろう。
俺はオウカが、そしておりむーはいつの間にか仲良くなってたウツホが看病してくれている。明日には退院できるだろう。・・・あ、ウツホがこけておりむーのベッドにダイブした。そしてそのウツホの胸をおりむーが(ここから先は塗りつぶされている。誰が塗りつぶしたのかは不明だが、ゴエモンではないようだ)
7月24日
セシリアが遂に今日えげれすへ帰る。学園前までだけど見送りにいった。
皆もISコア達も寂しがっている。ネットワークで繋がってるんじゃないの?と思ったが、どうもその辺も含めて「心境の変化」があったらしい。ISが人類の知らないところで変革しているのか?
お迎えさんメイドがやってきた。チェルシーさんというらしい。こうしてみるとマジでお嬢様なんだなと実感させられる。ガチ貴族らしいし。
将来のセシリアの旦那探しに協力しろと言われたので「探すだけなら」と承諾したら微妙な顔をされた。何やら認識の齟齬があったようだ。その後割り込んできた箒ちゃんと何やら話していたが、一体なんだったんだろうか?
学園で初めてできた友達。日記には書いてないけど毎日のように会ってたし、1週間で帰ってくると分かっていても何となく一抹の寂しさを覚える。これが恋なのかなってそんな訳はないが。単純に寂しいだけだ。
オウカが「私はずっと一緒だよ?」と小さく囁いたのが不覚にもウルッときて、彼女をなでなでしながらセシリアを見送った。
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