第五十三話 十一人目の影その五
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怒るわよね」
「それは人として間違ってるよ」
このことには上城も怒りを隠せない、彼の倫理観ではどうしてもだった。
「やったらいけないことじゃない」
「そうよね、けれどそのことにも全く怒らなくて」
「甘やかすだけだったんだ」
「そうだったのよ」
「ううん、それはね」
「そんな人になるのも当然でしょ」
「うん、そうしたことを言ったらやっぱり」
上城も眉を曇らせて言う。
「怒らないとね」
「というか家追い出されるでしょ」
「そこまでなると思うよ」
上城もこの処罰を妥当だと言う。
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