桜は何度も咲き誇る
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またと言ってしまったのかを。
「また……そうか完全に記憶が無くなったわけじゃねーんだな!!」
アラドはゼオラが戸惑っているあいだにビルトファルケンの間合いに入った。
「何を言っているの!!」
「俺のタフさと幸運……もとい悪運の強さを舐めるんじゃねー!!」
嬉しそうに、ゼオラの中に自分は残っている。あとはゼオラに思い出させるそれだけを考えていた。オクスタン・ライフルを構えビームを飛ばしてくるのも構わず、ビームがかすってもアラドはビルトビルガーでひるまず、ビルトファルケンを捕まえた
「何を!!……ビルトビルガー?ファルケンのパートナー」
ビルトファルケンからの情報が出てきて、相手の機体の名がわかり、パートナーと呟く
「お前をここで行かせたら、今度は完全に忘れちまう!!だから、俺はお前を放さない!!」
ゼオラに向かって叫んだ。アラドもアクセルと同じように賭けた。ゼオラが自分を思い出すことを
「何を……何を、忘れる……いやぁぁぁあ!!セトメ博士お願いします!!あの子を私から奪わないで!!」
ゼオラは発狂するかのように叫ぶ
「いや、忘れたくない。忘れたくない、忘れたくない!!!」
セトメ博士が自分の大切なパートナーの“ ”の記憶を忘れさせようとしていることを思い出した。
「ゼオラ!!俺だ!!アラドだ!!」
アラドも落ち着かせようと叫んだ。しかし、緑の光がそれを邪魔した。
「気を失ったか、このままハガネに帰還するか……!ラトラト!!オウカ・ナギサを任せた!!」
アクセルは何か敵意が来たのがわかったのか緑の光りから二人を悪意の反対側に投げた。
「アクセルさん!?そんな急に!!」
ラトゥーニはアクセルの突然の行動に反応が遅れるが、何とかオウカを支えながら必死に空中を飛んでいた。
「貴様ら何者だ!?」
アクセルは目の前にいる色違いの二機に警戒をしながら見つめ、いつでも動けるようにしていた。
「ふふ、人間如きが僕に敵うと思っているの?」
不敵に笑いながら、アクセルを見つめる青色の機体に乗るイーグレット・アンサズは見つめていた。
「そこの機体を僕たちに渡してくれないかな?そうしてくれてくれれば、楽に殺してあげるよ」
アクセルはアンサズに
「人間如きか……そうやって負けた異星人がいくつあると思っているんだ?舐めるなよ、こいつが」
元の世界、自分たちが向かった世界、この世界、三つの世界で幾度となく闘い、人間だけでなく、鬼、サイボーグ、宇宙人などの闘争から生き抜いてきたアクセルにとって人間以上のモノと闘うこと事態珍しくもなかった。
「やめとけ、アンサズ」
銀色の機体から青色の機体と同じ声がした。
「アンサズ、ウルズ……回収したよ」
茶色の機体がビルトファルケンを持って現れた。
「貴様…
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