第二章
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警部はここで二人に問うた。
「御二人だけでやられたいというのなら」
「いえ、それはありませんので」
「安心して下さい」
すぐにこう答えを返した二人だった。
「事件の解決には人が多い方がいいですから」
「それに今度の相手は」
役はここで考える顔になって述べた。
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