悪魔の島編
2階
[1/6]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「やっぱりシャバの空気はうめぇ!最高にうめぇっ!自由って素晴らしいっ!フリーダァーッム!」
「うおっ!喧しい!」
「大人しく食ってろ!」
「アンタの場合、あと3日くらい牢の中にいれば良かったんじゃない?」
「んだとぉっ!」
どたたたた・・・と炎を吹きながら走り回るナツ。
「結局『形式だけ』の逮捕だったなんてね・・・心配して損しちゃった」
「そうか!カエルの使いだけにすぐに『帰る』」
「さ、さすが氷の魔導士・・・」
「ハンパなく寒いギャグだね・・・」
ぐたーっとルーシィが項垂れ、グレイが寒いギャグを言い、エルフマンとルーが震える。
「・・・で、エルザとの漢の勝負はどうなったんだよ、ナツ」
「漢!?」
「そうだ!忘れてたっ!エルザー!この前の続きだーっ!」
「よせ・・・疲れてるんだ」
エルフマンの一言で勝負の事を思い出すナツだが、エルザは静かに食事をしている。
が、そんな事お構いなしなのがナツだ。
「行くぞーっ!」
右の拳に炎を纏い、エルザに向かって走る。
「やれやれ」
そんなナツにエルザは仕方ない、というように溜息をつき・・・。
ゴンッ!
ハンマーで一撃お見舞いした。
ナツはそのまま吹き飛び、ギルドの壁まで飛んでいく。
そしてそのまま気絶した。
「仕方ない。始めようか」
「終ー了ー!」
勝負らしい勝負が始まる前に、ナツは負けた。
まぁ、あの一撃を喰らって立っている方が無理だろう。
出来るとしたら、身体を水に変換できるティアくらいだろうか。
「ぎゃはははっ!だせーぞナツ!」
「やっぱりエルザは強ぇな」
「おい、この間の賭け有効なのか?」
「あーあ・・・またお店壊しちゃってぇ」
その光景に大盛り上がりするメンバー達。
だが、ナツにはもう1人勝負する相手がいた。
「ティアー!俺と勝負しろーっ!」
「はぁ?アンタ、今さっきエルザにやられたばかりじゃない」
「んなもん関係ねぇっ!行くぞーっ!」
すぐさま復活し、今度はティアに向かっていく。
「全く・・・」
ティアは溜息をつき、ティーカップを置くと・・・。
シュバッ!
ティアの左掌から圧縮した水が勢いよく飛び出した。
その水はナツの丁度腹に当たり、そのまま吹っ飛んでいく。
そしてまた気絶した。
「面倒ね、早く終わらせるわよ」
「終ー了ー!」
またしても勝負らしい勝負もせず、ナツは負けた。
そしてまた騒ぎ出すメンバー達。
その様子を見てミラはクスッと笑った。
「ふぬ・・・」
「どうしました?マスター」
「いや、眠い・・・奴じゃ」
「あっ」
マカ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ