第十四話 本当のヒーロー!
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るとその下にはジョーカーの姿が・・・
「ジョーカー?」
着ぐるみを着たままのやよいがスマイルパクトを取り出そうとするが思うようにいかない。
すると
「出でよ!ハイパーアカンベェ!!」
「え!?」
やよいに向かって黒っ鼻を投げつけるアカオーニ。
何とやよいを取り込んだままミラクルカイザーの着ぐるみをハイパーアカンベェへと変化させてしまった。体内に取り込まれてしまったやよいが脱出を試みようとするが効果が無い。
「アカオーニさん・・・これでジライヤは手も足もでませんよ?」
「おにいいいいいい!!待ってろジライヤ!!」
アカオーニの咆哮が周囲に響き渡る。
翌日
七色ヶ丘商店街でみゆき・なお・れいかの三人はやよいに誘われ編集社に向かっていた。
「楽しみだね〜やよいちゃんのヒーロー♪」
「そうだな〜しかしやよいの頑張ってる姿を逃すとはあかねも気の毒だよね〜」
「何かの合宿と聞きましたが」
あかねはまだ戸隠流の合宿から帰ってきていない為不在である。
そして編集社に辿り着いたみゆき達は正面玄関で問答している直人の姿を目撃した。
「確かにここだと聞いたんですけど」
「いやぁ・・・そんな事言われてもね・・・」
「どうしたんですか?」
みゆきが直人に尋ねてみると編集社の人が答えた。
「ですから。何度も言うように私たちは頂いたヒーローを立体化するという企画はやってないんです」
「どういう事?」
「あたし達、確かにやよいから聞いたよ?」
みゆきとなおが首をひねると編集社の人が何かを思い出したかのように手紙を出した。
「そう言えば・・・女の子が尋ねてきたらこれを渡してほしいと頼まれましたね」
みゆきがそれを受け取り皆の前で広げるとこう書かれていた。
「『キュアピースを返してほしければジライヤを連れて来い・・・A』・・・これって」
「まさか!?」
バッドエンド王国からの挑戦状である事を確信するれいか。挑戦内容からみると確実にジライヤを倒す為の挑戦のようだ。
だが
「どうしよう・・・ジライヤさんと友達のあかねちゃんが居ない・・・」
「・・・私たちだけでやるしかないようですね」
れいかの決断に直人の耳と目が手紙の内容を聞き分けた。手紙には指定された廃工場までの地図が描かれているとその図面を記憶する。
「じゃあ・・・悪いけど僕はこれで失礼させてもらうよ?」
「あ・・・はい!(急いであかねちゃんを探さなきゃ!!)」
何も知らないように振る舞う直人とみゆき達が別れると、直人の表情が険しくなり車に乗り込んだ。
廃工場跡
「・・・・・・・・
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