暁 〜小説投稿サイト〜
ヴァルハラ
英雄対勇者2

[8]前話 [1]後書き
ジークが斬りかかり、俺がそれを受け止める。それを何度も繰り返していた
やっぱりジークは強い。俺はただ防戦一方だ。だが、俺はジークのアドバイスにより、ある戦法を思い付いていた。しかしそれを実行しようにも、ジークには一切隙が無い
「どうしたんだい。防御ばかりじゃなっくて、ちゃんと攻撃もしてこなくちゃ」
ジークにもそう言われてしまった。確かに守ってばかりじゃあ勝てない。それに攻撃は最大の防御ともいうしな
「ハッ!」
俺はジークに斬りかかった。しかしそれはあっさりかわされてしまう。さらに俺はたたみかけるように何度も何度も斬りかかってゆく
ギンッギンッギンッ!!
しかしそれもあっさりと受け止められてしまう
「そうそう。しっかりと相手の急所を狙って」
ジークは俺の攻撃を受け止めながらそうアドバイスをしてくれる
うわっ、超余裕ですね!俺はこんなに精一杯なのに!
ジークは俺の攻撃を受け止めると、こちらの隙を見つけてはカウンターのように攻撃をかえしてくる。しかも時々、蹴りなどもしてくるため、剣にばかり気をとられていると蹴りをくらってしまう
ドガッ!
またしても蹴りをくらってしまった
クソッ!どうする!?そもそも俺は光の能力には制限時間がある。このままじゃ何もできないままぶっ倒れてしまう。一か八かやってみるしかないか・・・
俺は剣に光を厚めた。ジークは防御の体制にはいった
かかった!
カッ!と、剣は凄まじい光を放った。しかしこの光に殺傷力は一切ない。そう、ただ光っただけだ。つまりただの目くらましだ
「うっ・・・」
ジークは顔をしかめ、一瞬だがジークに隙ができたが、流石というべきか、ジークはすぐに体制を整えると、後ろに跳び俺から距離をとる。しかしそれが俺の狙いだ。ジークでもこの距離を詰めるのに一秒は絶対かかる筈だ
俺は空いているほうの手に光を集めていく。俺の想像通りにいってくれればいいんだが、もし失敗したら俺にもう勝ち目は無い
ジークは俺が何かをしようとしていることの気付き、文字通り一瞬で詰め寄ってくる
頼む!間に合ってくれ!俺は手に集まる光を睨みながらそう願った
「ハッ!」
ジークは俺に斬りかかってくるが、俺はそれを二本の剣で受け止めた
「何ッ!?」
ジークは驚愕の表情をうかべる
よかった!まにあった!そうこれがジークのアドバイスにより俺が考え付いた戦法だ、「光の剣」。
「ははっ!やればできるじゃないか!なら、俺も少し本気を出そう」
[8]前話 [1]後書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ