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07警務部隊後編
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血盟騎士団加入試験が始まった。内容は、転移結晶を使用せずに第二十五層の迷宮区を突破すること現在ナナたちは、第四層にたどり着きそこで合格に必要なアイテムと考えられる回路結晶を探していた。
「なぁ確か回路結晶ってレアアイテムだったよな」
「それどころか回路結晶の出口設定してないんじゃ…………」
回路結晶は、出口を設定して始めて役に立つアイテムだ。見つけたところで出口の設定がなければ役に立たない。それに気づいた四人は、直ぐに迷宮区に向かった。
「ヤバイねこれは」
「ねぇ皆試験の内容覚えてる?」
「覚えてるけどどうしたんだ?もしかして忘れちゃたとか?」
「いやなんかおかしいと思っていたんだけどそれが分かったの」
「どこ?」
「失格の条件、確か転移結晶で転移したら不合格となるだったよね」
「転移門について触れてない」
「なるほどな転移自体を禁止にするなら転移門の使用も不合格にするべきだがただ単に禁止しただけ多分裏がある」
「それに合格内容は、二十五層の迷宮区突破そうとわかれば二十五層に転移門を使って転移するぞ」
四人は、迷宮区を引き返し町に戻っていった。

第二十六層転移門前
ここでは、リュウヤが四人の到着を待っていた。
「キリトからメッセージか、どうやらこの試験の意味に気づいたようだなキリト、クライン頼むぜ最後の関門」

第二十五層転移門前

「ついたさぁいくよ」
「ちょっと待て」
四人に声をかけてきたのは、悪趣味なバンダナをした刀使いの男と先ほど回路結晶の事を教えた片手剣使いだ。
「悪いがこの先にお前たちを行かせるなと頼まれてるんだ」
「そういうこった先にいくのは、諦めてもらうぞ」
「頼まれた?誰にだ!?」
「リュウヤだ」
その人物の名前を聞いた瞬間これも試験だと四人には、分かった。ならどうするか無理矢理にでも押しとおるしか方法がないと考えたときだった。
「ここで俺達とデュエルしろ勝ったやつは、とうしてやる」
人数は、四対二デュエルで止められるのは、二人だけつまり最低でも二人は、第二十五層の迷宮区に行けるのだ。
「分かったその勝負受けてたとう」
「それしか方法がないならやるしかない」
「誰から最初にやるかそっちで決めろ」
そして話し合いの末レンとアザミがデュエルをすることになった。レンは、刀使いクラインと、アザミは、片手剣使いキリトと向かい合う。デュエルのルールは、初撃決着モード(どこにでもいいので攻撃を最初に当てた方の勝ち)だ。そしてデュエルが始まった瞬間ナナとダイスケが走り出す。ナナとダイスケは、デュエルをする二人に目もくれずに迷宮区に向かう。幸いにもクラインとキリトは、デュエルに集中しているためかナナ達の行動には、何の反応も示さなかった。

それから数時間レンとアザミは、何度も負けた。
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