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07警務部隊後編
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圧倒的実力の前に手も足もでなかった。そして試験終了の時間が来た。
「不合格か………」
「あの二人着いたのかしら」
「二人とも大丈夫?」
二人に声をかけたのは、二十六層にいるはずのナナとダイスケだった。いつの間にかキリトとクラインは、何処かに去った後だった。
「お前ら何でここにいるんだよ?!」
「迷宮区についてからやっぱり二人をおいていけないってことになったから戻ってきた。」
「なによそれ」
「結局不合格か」
「いや四人とも合格だ」
リュウヤが四人に声をかける。その言葉に皆驚く。自分たちは、二十五層の迷宮区を突破できなかった。なのになぜ合格なのか。その疑問をとくようにリュウヤが試験について説明を始める 。
「今回の試験は、判断力と推理力そして絆を試した。まず最初にこの試験は、転移しなければならないように仕向けた。制限時間と合格内容の厳しさ、そして転移結晶の使用時のみ失格。転移門の使用は、禁止しただけで不合格かは、言っていない。そして途中、キリトが回路結晶というアイテムの存在をお前達に教えた際そのアイテムが今回の試験では、役に立たないことそして仲間をおいていくかそのまま残るか。実際の任務では、犯罪者がどこにいるか、どんな方法で逃げたか、どの方法が一番効率的か、仲間とどれだけ上手く連携できるかで任務の難易度やリスクを下げることができる。それを皆胸に刻んでおけ。そして合格おめでとう。立場上俺は、お前の上司だか敬語を使うなよ。それと俺は、団長の護衛につくことが多いからお前たちで判断するように。これが血盟騎士団の制服だ。」
リュウヤがウィンドウを操作する。そして四人に制服を渡した。それに四人が着替える。

血盟騎士団警務部隊が設立してから約一ヶ月その名は、アインクラッド全土に広まった。
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