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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第33話 機動七課にて………
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何か分かるまでは俺は誰にもこのことを話すつもりはねえ。例えなのはだとしてもな………」
「バルトさん………」
悲しそうな顔をしなくなったが、今度は戸惑っているのが分かった。
「ふうっ………結構話し込んじまったな。じゃあヴィヴィオをよろしく頼む」
これ以上一緒に居ると余計な事を話してしまう、そう思ったバルトはここで話を切り上げ、さっさと出発することにした。
「………はい、分かりました。けれどヴィヴィオちゃんに何が起こっているのか、分かったら教えてくださいね」
「ああ。………なのは、行ってくるな」
「行ってらっしゃいバルトさん」
少し名残惜しそうになのはから離れていくバルト。
(結構いい女になってきたななのは………)
なのはの見送る姿を見ながらそんな事を思い、バルトは機動六課を出発した。
「必ず帰ってきてくださいね………」
なのはを包み込む大きな不安は消えていなかった。このままバルトを行かせてしまったらもう二度と会えなくなるのでは無いかと言う不安。
だからそこ事件に巻き込まれた後にも関わらずあまり寝付けず早朝に起きてしまったのだが、それが幸運な事に今から行こうとするバルトに会うことが出来た。
「結局全て聞くことは出来なかったな………はぁ………私って単純………目的だけしか教えてくれなかったのに満足しちゃってる自分が居る………」
嘘かもしれない。しかしずっと何も教えてくれなかった事を話してくれたことになのははとても嬉しく思っていた。
「本当に………バカだな私って………」
バルトの姿が見えなくなるまでずっと見つめているのだった………
「えっと………ここだよな………?」
スカリエッティから渡された地図の通りにノーヴェは機動七課の前へと来ていた。
「何か機動六課とは違って厳しそうな雰囲気だな………まあいいや、取り敢えず桐谷の所へっと………すいません!」
「はい、何でしょう?」
「加藤桐谷の知人なんですけど、桐谷に会うことは出来ますか?」
「お名前は?」
「ノーヴェ・イーグレイです」
「ノーヴェ・イーグレイさんですね………はい、承っております。桐谷さんは現在訓練中ですね………いかがしますか?」
「あの………訓練を見てる事って出来ないんですか?」
「そうですね………少々お待ちください」
そう言って受付の男は内線で電話を掛け始めた。
「………はい、桐谷さんの知人で………ええ、イーグレイと名乗っております………はい、分かりました」
電話が終わると受付の男は受付から出てきた。
「部隊長から許可が下りましたので、ご案内しますね」
「ありがとうございます、よろしくお願いします」
ノーヴェは受付の男
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