魔法先生ネギま!
0406話
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。ね、ね。ネギ君は何て紹介されているの?」
早乙女の言葉に、朝倉は苦笑しながら雑誌を手渡す。
「えーっと、何々? あの伝説の英雄ナギ・スプリングフィールドの名を名乗る拳闘士。話題優先の選手故に、その実力は未だ未知数。コンビを組んでいる大神選手共々注目の選手ではあるが本戦に出場するのはまだ実力が足りないと思われる。……だって」
「むぅ。ネギ坊主の実力を見抜けないとはこの文章を書いた人は見る目が無いアルな」
自分の弟子が評価されていないのを聞いた古菲が不満そうに呟く。
「じゃあ、アクセル君は?」
美砂の言葉に、ページを捲る早乙女。
「コンビを組んで出場するのが原則の大会だというのに、個人出場をしているという時点で本気で勝つ気があるのかどうか疑わしい。少し前のページで紹介したナギ選手とのライバルという話もあるので、こちらも話題先行の選手と見ていいだろう。……だって」
「……早乙女さん。その雑誌はどこが発刊してるのでしょうか?」
「え? それは……って、ちょっ! いいんちょ。いつの間にアーティファクトを出してるのよ! 何をする気!」
「決まってるではないですか。事実無根の名誉毀損という罪がどれだけ重罪なのかをその身体に直接教え込んであげますわ」
「うわーーーっ、いいんちょ本気だ!? 皆、止めて、止めてーーーーっ!」
結局なんとかあやかの怒りを静める事に成功し、その後はネギの試合へと全額賭けて資金を92万ドラクマまで増やしたのだった。
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