12WALRUS(War of the Advanced Loval Race for Unborn Skeleton)襲撃
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らな。
「さて、メイ。お前からだ。ベットに寝てくれ」
ボロボロのメイに指示を出す。
「うん」
メイの電脳症部分を隔離、同一体により分割してネット内に溶かさせる。これで親和性が上がりっぱなしで大丈夫だ。
「レイン、俺の奴を頼む」
「はい、任せてください」
レインには事前に仕込んでおいたので大丈夫だ。俺も安心してベットに寝る。そして、直ぐに処理が終わった。これであの無敵ステルスモードがなくなると思うと不便だが、発狂したくないから仕方無い。
「ちょっとすいません」
「あ、はい」
「あ、あの、た、助けてくれて……あり、がとう……」
照れながら、顔を真っ赤にしてお礼を言ってくるフランは可愛い。しかも、涙目上目遣いだぞ。うん、素晴らしい。
【ロリコン認定証を手に入れた】
おい!
あるのかよ!
いや、どうせノイ先生の仕込みだろうけどよ!
「気にしなくていいよ。WALRUSを探っている時に2人の事を知ったから、助けに来ただけだし。それに用事もあったからね」
「?」
「それは……?」
「フランツィスカも……」
「……フランでいい……」
「フランも電脳症だよね。俺もそうなんだ。さっき治療して治したけれど。それで、フランも治療しないか?」
「……どうしよう?」
「しましょう。お願いします」
「分かりました」
フランを治療する。流石にあのベッドに寝るのは怖いみたいで、カティアに手を繋いでもらっていた。フランは本来甘えん坊だしな。リーナにべったりだったし。
「AP、こちらは完了した。離脱準備を進めてくれ」
『了解。フェンリルのスコール分隊が紅の暴君と戦闘になっています』
「戦況は?」
『えっと、圧倒的ですね。なんだか、可哀想な事になっています』
「わかった。直ぐに移動する。ポイントをくれ」
『了解』
さて、全員に向き直る。
「離脱してくれ。その後、VTOLで強制着陸を行ってフランとカティア、エセルドレーダの脱出を行う。カティアさんはちょっと来てくれますか?」
「分かりました」
さて、変態狼を説得しに行くとしますかね。ああ、ついでに残りのクローンや設備は回収していこう。
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