12WALRUS(War of the Advanced Loval Race for Unborn Skeleton)襲撃
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発射されたミサイルを破壊し、ヴォータン本体にも多大なるダメージを与える。
「ご無事ですか、マスター」
「ああ」
リベル・レギスが味方だと、心強いよな。
「まだだ、まだ終わらんよ!」
俺とヴォーダンの打ち合いは続く。互いのビームが行ったり来たりしていたのだが、俺の方に近づいてくる。
「終わりだよ、死んでええええぇぇぇっ!!」
メイがボロボロのサイサリスでヴォーダンの頭部横へと着地し、ビームバズーカをあてて、引き金を引いた。放たれたビームだけじゃ、殺すには足りない。
「多連装ロケットシステム起動! 全弾発射!! そして、止めのプラズマリーダー!」
メイの全弾発射によって、ヴォーダンは破壊された。あれ、俺ってあんまり活躍してないな。まあ、いいか。さっさと奥へと進むのだが、その前にヴォーダンをサルベージしていく。
「メイ、お前の機体は限界だから、移行しろ。エセルドレーダはメイの護衛」
「「了解!!」」
突入すると同時に、しばらくすると電子体サイズしかいけなくなったので移行する。罠を警戒しながら青い髪の毛の長い女の子の培養槽が立ち並ぶ道を進むと、悲鳴が聞こえてきた。
「いやっ、お母さんっ!!」
猶予が無いので、そのまま突入して中に居た男を撃ち殺す。青い髪の毛の女の子が泣いているが、無視して機材に向かって停止プロセスを起動するが、間に合わない。だが、それならそれで瞬時に樹形図の設計者で別の手段を講じる。
「データの移動。電子体のコピー、記憶領域確保」
「いやぁあああああああああああぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
泣き崩れる女の子を無視していると、少女をメイとレインが抱きしめる。それと同時にエセルドレーダが警戒している。
「よし、成功。おい、フランツィスカだな。安心しろ、お前の母親は無事だ」
「え? ほ、本当……?」
「ああ。ぶっちゃけ、あの電子体は無理だった。だから、ここに大量にあるクローンの出来損ないを使わせて貰った」
やった事は簡単だ。カティアの元となったクローンの肉体をカティアの電子体クローンの素材として融合。サルベージされたデータを復元と劣化させずに移植。完成させておいたのと、俺自身の膨大な容量がなくては不可能だった行為を行って、とある場所からバックアップデータまで引っ張り出した。
「多少、記憶の喪失はあるかも知れないが……まあ、問題無いレベルだ」
サルベージされる為に寝かされていたベットにカティアが逆再生される。
「お母さん……?」
「フラン……私は……」
「良かった……」
フランがカティアに抱きついた。こうして見てると親子じゃなくて姉妹だ。カティアはノイ先生と同じ、成長しないか
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