暁 〜小説投稿サイト〜
BALDR SKY
12WALRUS(War of the Advanced Loval Race for Unborn Skeleton)襲撃
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


「お兄様、敵シュミクラムは私が撃破します」

「頼む」

「はい。ファンネル、行ってください」

無数のファンネルが解き放たれる。

「お兄様、構造体は一部破壊しても大丈夫ですか?」

「ああ、ダメな場所はわかるよな?」

「はい。でしたら、こうします。メガ粒子砲、撃て」

左右に2基の計4機の胸部メガ粒子砲を放ち、壁を破壊して一気に通路を作った。わらわらとよっとくるWALRUSに対しては簡単だ。

「邪魔です」

24機ものファンネルが敵の頭部をピンポイントで破壊していく。

「凄いですね」

「メイ、行くぞ。レインは最後尾でジャミングを展開しながら付いてこい」

「「了解(ヤー)」」

目的に最短距離で進んでいると、流石に妨害者が出てくる。

「やぁやぁやぁ、君達。いったいこんな所になんの御用かな? フェンリルが来るかと思ったんだけどね」

黄色いシュミクラムにこの声はWALRUSのスポークスマン・フリントか。

「ち、邪魔だな……」

「そんなこと言わずに遊ぼうよ! さぁ、さぁ、楽しくね!」

「こっちの目的はカティア・グットマンとフランツィスカ・グットマンの救出だ」

「なるほど、騎士(ナイト)気取りかい」

「そうだ。メイ、殺れ」

「うん。いいのかな……ごめんね。えっと、私は帰ってきた? あ、これでロックが解除されたね」

「おい、何をする気だ……」

メイが施されたロックを解除して、バズーカを構えた。

「えい!」

可愛らしい声がした後、アトミックバズーカが発射された。

「ふん。そんな遅いものでボクを捕らえられるはずないじゃないか」

フリントは避けた。だが、俺たちはサイサリスの盾に搭載した防御装置を展開して隠れる。

「おい、まさか……馬鹿か貴様らぁああああああああああああああぁぁぁぁぁぁっっ!!」

着弾と同時にエネルギーが膨れ上がり特大の爆発を起こす。キノコ雲がネットで確認された初めての日だ。フリント?
消し飛んだよ。施設の大半が崩壊しているが、こちらと地下は問題無いだろう。

「AP、母さんは無事?」

『はい。こちらで確認を取れています。事前に渡された防御装置を発動したようです。アトミックバズーカのデータも取れました。予定通り、殆どのダメージは上に行っています』

「ありがとう。これより突入する」

「「『了解(ヤー)』」」

出来た大穴に飛び込んで、降下していく。後残るのはヴォーダンだけだ。

「次は核が使え無いな……」

『ご主人様、エセルドレーダさんから報告です。地上の制圧を完了したとの事です。カティア・グットマン、フランツィスカ・グットマン両名のリアル・ボディの奪取に成功
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ