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黒子のバスケ 無名の守護神
第二十五話 内申点
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中からクリアファイルを取り出し、その中から成績表を取り出した。
取り出した成績表を主将(キャプテン)が一瞬のうちに僕から取り上げてなかを確認していた。
でも僕の成績は面白くない。
逆に不気味である。
「オマエ!バスケもテストもできる。どんだけ優秀(エリート)なんだよ!!」
「え〜と・・・そのですねぼ「水野くんは優秀(エリート)ではありませんよ。」・・クロちゃん。」
「黒子。どういうことだ?」
そう言えばクロちゃんには見せたことがあるんだっけ。
中学時代の成績を。
「水野くんは中学時代に学習面では周りより少し劣るレベルでした。」
そうそう。
でも少しじゃなくて大幅にだけどね。
「そこで赤司くんと一緒に勉強をしたんです。」
そうそう。
あの頃はビックリしたよ。
いきなり
「それじゃあ僕が教えよう。」
なんて行ってきたんだから。
たしかそこから予習復習を始めたんだっけ。
懐かしいな〜。
「そこから水野くんは成績が上がってきたんです。ですから水野くんは優秀(エリート)ではなく努力家なんです。」
努力家でもないと思うけどね。
だって僕なんかよりも一生懸命努力している人なんてたくさんいるもん。
「黒子。これを見てそれを言えるか?」
主将(キャプテン)がクロちゃんに僕の成績表を見せた。
僕の成績表を見たクロちゃんは驚いているように見えた。
そして
「水野くん。この成績は努力家ではありません。絶対に優秀(エリート)ですね。」
「クロちゃんまでそう言っちゃうの?だれか僕のことを普通って言ってくれる人はいないの?」
「いねーよ!」
「いません。」
すぐに否定されちゃいました。
そこで僕は言い訳として
「多分、二番目の人も高いですよ。多分評定平均9.6くらいは有るんじゃないですか?」
その頃、何処かで誠凛高校一年次席の生徒が寒気に襲われた。
次席の成績は水野と結構離れていて、評定平均9.1であった。
「あれ〜?こんなところでなにしてんのよ?早く練習に参加しなさい!!」
「はい。」
「水野くん。お願いが有るんだけど。」
まさか!
「成績表見せてくれない?」
このあと結局僕は先輩たち全員に成績を見せるはめになったのであった。
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