第134話 宇宙があるから・・・!
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いる仲間が死んでしまうかもしれないと思うと・・・
リョ「でも、鎖の少女の奴等からトーヤの魔力を取り戻せば・・・!」
皆さんの顔に、再び光が灯ります。まだチャンスがあるって事ですよねっ!
エ「一刻も早く、奴等からトーヤの魔力を取り戻そう。」
その時、
ス「そう簡単には返さねぇよ。」
全「!!!」
驚いて上を見上げると、木の上にスバルさん、サニーさん、レイニーさん、ミモリさん、ティオさん、マリンさんが私達の事を見下ろしていました。
グ「い、いつの間にっ!?」
サ「今までの話はぜぇ〜んぶ聞いてたよ☆」
レ「俺達、気配を消していた・・・」
スバルさん達が木から飛び降ります。私達はとっさに身構えます。
ミ「私達は、全宇宙を支配する為、『ブラックテンプラネット』を手に入れる。」
ティ「それを達成させる為には、トーヤ・ファインの魔力が必要なんだ。」
マリ「1人くらいの犠牲がいなくっちゃ、この計画は達成出来な・・・」
ナ「ふざけるんじゃねぇぇぇぇぇっ!!」
ナツさんが炎を纏った拳でマリンさんに殴り掛かりますが、
マリ「水拳ッ!」
マリンさんの水を纏った拳で止められてしまいました。
ナ「何が全宇宙を支配するだ?何が犠牲だ?ア?そんな下らなねぇ事するくれぇなら、この世界にいる価値もねぇっ!!!」
ハ「宇宙は全世界の親的存在なんだよっ!!!」
マ「宇宙があるから太陽系があるっ!太陽系があるから地球があるっ!地球があるから私達人間がいるっ!あんた達は今、それを壊そうとしているんだよっ!!!」
フ「そんな事、地球上の人間が許す訳がねぇっ!!!」
今度は足に炎を纏ったマヤさんと、人間の姿に変わり、炎の弓矢を構えたフレイさんがスバルさん達に攻撃を仕掛けますが、
マリ「水剣ッ!」
またしてもマリンさんに止められてしまいました。
ス「この世界は今、完全に『闇』に染まっている。だから、この全宇宙を、俺達鎖の少女が支配し、一から『光』の世界へと変えるんだ。」
ル「世界が『闇』じゃなくて、あんた達みたいな存在が『闇』なのよっ!!!」
リョ「そんな奴等に、全宇宙を支配する権利は最初っからねぇんだよっ!!!」
リョウさんの声がコロールの森中に木霊します。まるでコロールの森の木々も、鎖の少女の計画に反対しているかのように―――――
サ「まっ、そこにいるトーヤ・ファインを助けたいのなら、ボスからトーヤ・ファインの魔力を奪わないとね。」
レ「それが出来るかどうかは、俺達にも分からない・・・」
グ「トーヤの魔力は、鎖の少女のボスが持ってるのか
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