TURN91 アステカの女神その八
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「持ってるだけでお仕置きだろうな、グラウンド百周位か?」
「ホーーーーーー!ソビエトは地獄だホ!」
「共有主義って皆が平等に差別なく暮らせる楽園を目指してるんだよ」
「エロゲもエロ漫画もない世界の何処が楽園だホ!地獄以外の何者でもないホ!」
今度は怒り狂って言うハニーだった。
「そんな国とは絶対に国交なんて結ばないホ!言語道断だホ!」
「そのソビエトが攻めて来て太平洋全域も共有主義にしようとしてるんだけれどな」
「アステカもホ!?」
「太平洋経済圏に入ったからな」
それはもう、というのだ。
「そもそも世界中をそうするつもりだからな」
「打倒!共有主義だホ!」
今この瞬間にアステカの国是が決まった。ハニーはこれ以上はないまでに激怒した顔で言い切った。
「即刻ソビエトに宣戦布告するんだホ!」
「いや、まだ中立条約残ってるんだよ」
日本とソビエトが結んだそれがだ、これは日本が中心となっている太平洋経済圏全てに適用されている。
「だからこっちから攻めることはな」
「むっ、約束は守らないとならないホ」
「ハニーさん律儀やさかいな」
ブラジルはハニーに顔を向けて言う。
「それでやな」
「では中ち率条約は切れた時にホ」
「ちゅうか向こう自分達で破る気満々やか」
スペインがこのことを話す。
「まあ放っておいてもな」
「開戦だホ」
「もうソビエトとの国境には防衛艦隊を集結させてるからな」
枢軸側も馬鹿ではない、もう読んでいるのだ。
「とりあえずは安心や」
「では向こうの攻撃を防いでからホ」
そこからだというのだ。
「反撃でソビエト侵攻だホ」
「そういうことでな。とりあえずな」
フランスはまた話した。
「中南米も落ち着いたし日本に向かうな」
「日本に何かあるんですか?」
「あそこには大修理工場があるんだよ」
のぞみに彼女の祖国のことを話す。
「そこに主力艦隊、要するに俺達が入ってな」
「それで、ですね」
「修理が出来てからな」
それからだというのだ。
「ソビエト戦な」
「ではその時にだホ」
ハニーは燃えていた、しかも真っ白な最も熱い炎だ。
「ソビエトに天誅を加えてやるホ」
「何かハニーさんめっちゃ燃えてるな」
「そう、萌えではなく燃えだホ」
今のハニーはそちらだった、目も怒っている。
「ソビエトも共有主義も打倒するホ」
「まあ正式なことは太平洋の国家に提督が日本帝国の帝さんの前に集まった会議で決まるからな」
所謂御前会議である。
「そこで議論しような」
「まあもう決まったけどな」
スペインは日本達のことを頭に入れハニーも見ながら言う。
「エイリスかドイツやなくてな」
「ソビエトだな、まあ一旦日本に集結してな」
それからだった、とりあえ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ