一部 浮遊城アインクラッド編
隠されし記録〜最初のPKプレイヤー〜 加速篇
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なきゃ」
敵は複数、正確な数は分からない。
でもやるしかない、出会って2日しか経ってないが、彼女は他人ではない気がする。
それに─
「─剣は人の心を写す鏡─」
女の子は守ってやんないとな。
俺は家に伝わる言葉を呟きながら、そんなことを思っていた。
*****************
《はじまりの街》
俺が街に着いたのは、日が落ちてからだった。
「くそっ!」
指定場所には誰もいなかった。
「スコルピオは時間稼ぎか!」
俺は一度、動きを止める。
メニューウィンドウを操作して、サキの居場所を調べる。
「ダンジョン内じゃなきゃ、見つかる!」
俺はサキを探し続ける。
「………………………いたっ! さっきの池の近く!?」
俺は再び駆け出す。
─間に合え!
俺が着いた時には1人のプレイヤーがポリゴンの欠片となり四散するところだった。
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