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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
後日談13 優理のデバイス
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剣の方がいいと思う。

「う〜ん………でもランスもお気に入りなんだよね………」
「だったら2パターン組み込んでおこう。基本盾でのランスと細剣の使い分けによる戦闘でどうだい?」
「うん、それでいい!!」

さっきまでの態度は何だったのか上機嫌でそう答える優理。
みんなの優しさを返せ。

「今度が負けないよレイ!!」
「………まだまだ負けないよ」

それに負けたら家主の威厳が更に失いそうな気がするしな………












「でやあああああ!!」

ミッドチルダのとある家の庭で2人の男女が組手をしていた。

「やるなギンガ、随分腕を上げたじゃないか!」
「私だって管理局員なんです、あんまり舐めないで下さい桐谷さん!!」

そう言って再び桐谷に挑むギンガ。
細かい連打を繰り出し、相手の攻撃を捌く。

「よし、これくらいにしておくか」
「は、はい………」

2人は結局2時間ほど繰り返し行なっていた。

「ぶぅ………ギン姉ばっかずるい………」

そんな2人を見ていたスバルが頬を膨らませ、不満を漏らす。

「スバルもやったじゃない………」
「ギン姉みたいにあんなに長く無かったもん!!」
「悪かった、悪かった。明日、また相手してやるから………」
「本当に!?また明日来てくれるの!?」
「ああ、家族も知り合いの所に行っててな、俺もちょうど夏休みだしって事でお邪魔してるんだよ」
「そうなんだ………行きたいな………」
「悪いな、それはちょっと無理なんだ」
「ぶう………」
「スバル、そんな我侭言ってると桐谷さん、もう来なくなるわよ?」
「えっ!?そ。それは絶対に嫌だ!!分かった言うこと聞く!!」

ギンガにそう言われ、素直に言うことを聞くスバル。

「良い子だ、また明日頑張ろうな」
「うん!!」
「それにしてもスバルもギンガも随分腕を上げたな。これならシューティングアーツも習得出来るんじゃないか?」

「まだまだ母の腕前には及ばないです。………でも必ず物にしてみせます」
「私も!!」

真っ直ぐな瞳で桐谷をしっかり見て答える2人。
そんな2人を微笑ましく見ながら、

「そうか………頑張れ、2人共」

頭を撫でながら声援を送るのだった………











「はい、トーレさん」

ランスター家の食卓には沢山の料理が並べられている。
そんな食卓の椅子に座っているトーレにティアナがグラスを渡し、ワインを注いだ。

「ティアナ、俺にも」
「はい」

ドン!っと目の前にワインのビンを置かれ、ティーダは泣く泣く自分でグラスに注ぐティーダ。

チン!

「あっ!グラタン出来た!!」

そう言っ
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