後日談13 優理のデバイス
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『イエスマスター!』
両腕にハンドガンを飛ばし、誘導弾を撃ち落とす。
「ディザスターヒート!!」
「うそっ!?」
そんな俺に向けて盾から星のディザスターヒートが向かってくる。
「こなくそ!!」
その砲撃を何とか直撃する寸前でフィールドを張り、耐えきった。
『どうやら盾から様々なスファアの様な物を作りだし、そこから誘導弾や砲撃魔法を放つ様ですね』
「攻防一体って訳か………優理の弱点である防御面の問題が一気に解決されたって訳だな」
『そうですね………マスター、次!!』
「くっ!?」
今度は夜美のインフェルノが降り注いで来る。
「こんなに連続で来ると………!!」
『ブラックサレナじゃ不利です』
「ラグナル、転移後にアーベント!!」
『イエスマスター!!』
インフェルノが当たる直前に転移し、現れた瞬間アーベントになった。
「レイがアーベントに………」
「行くぞ、優理!」
バルチザンランチャーを優理に向けてBモードを連射する。
優理は大きな翼を動かし、回避するが………
「スピードでは俺の方が上だ!!」
高速移動での攻撃はやはり俺の方が有利であり、高速移動からの射撃により、優理の動きを完全に封じ込めた。
「くうっ………!!」
左手の盾により俺の砲撃を防ぐ優理。
しかもその盾、優理の魔力を使い、俺の砲撃を的確にプロテクションで防いでいる。
『賢いAIですね………』
「スカさん印は伊達じゃないって事だな」
『どうしますマスター?こうなると魔力量が少ないマスターの方が不利ですよ?』
「隙を突いてステークで攻撃する」
『………読まれそうですけど』
「まあこれは模擬戦でもあるんだ。勝つことが目的じゃない。色々試してみよう」
『怪我をしないようにしてくださいね………?』
「気をつけるよ」
「おや、零治君仕掛けるみたいだね」
「あれはステークだな。アーベントでの固い守りを破壊する手立てはあれしか無いからな」
「でもレイってあれに頼りっきりだよね………」
「そうですね、初見な相手ならともかく、知られた場合はあの捨て身の攻撃は危険なので止めて欲しいのですが………」
「確かに………まあ優理はまだその事に気がつく余裕が無いからレイも助かっているのだが………」
そんな3人の心配をよそに零治は優理に向かって弾幕を展開しながら突撃していった………
「レイ!?突っ込んで来る!?来ないで!!」
盾から星のパイロシューター、夜美のエリシアルダガー。そしてランスを振るい、ライの光翼斬が俺に向かってくる。
「いっ!?」
そんな俺の弾幕よりも多い攻撃を何とかローリングしながら躱し………きれず多少
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