後日談13 優理のデバイス
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治!!今日は泊まって行きなさい!!ってかむしろ夏休みずっと居たらどう?」
「無理言うな」
「じゃあ優理ちゃん頂戴!!」
「落ち着け!」
「クアットロ、ごめんね。でもレイと一緒にいたいから………」
「じゃあ私も零治の家に行く!!」
「「「「邪魔だから絶対に来るな!!」」」」
そう言ったのは実の妹の4人。
そこまで嫌われてるともう………
「クアットロ頑張、俺はそんなに嫌いじゃないから………」
「私はクアットロの事好きだから………」
「零治、優理………その優しさが逆に痛いわ………」
「さて、それじゃあ始めようか。優理君良いかい?」
「はい!」
気合が入った優理の言葉。
しかしその前に居るのはブラックサレナ状態の俺な訳で………
「なして俺………」
『だって一番固いのはレイじゃないですか』
『僕はスピードは自信あるけど防御はね………』
『我の得意分野は広範囲魔法だからな』
「いや、それは分かってるけど………しかも受けるの前提かよ」
『まあデータを取りたいしね。それにこういうのは家主の仕事じゃないのかい?』
そう言われると断れないよな………
「………それじゃあやるか優理」
「うん、本気で行くねレイ!!」
それは勘弁………
「行くよ、サリエル、セットアップ!!」
そう言って光に包まれる優理。
しかし、いつもの戦闘姿と同じのままだが、いつもと違うのは右手にあるランスと左手にある大きな盾。
そして大きく羽ばたいている翼。
まるで戦乙女と言った感じだ。
「行くよレイ!!」
優理は大きな翼を動かし、勢いを付けてそのまま真っ直ぐランスを俺に向け突き刺して来る。
「フィールド展開!!」
『はいマスター!!』
俺の張ったフィールドとランスが真っ向からぶつかる。
「ぐっ!?」
『重っ!?』
小さい優理からとは思えない程の重い一撃。
「やっぱり真正面からじゃ駄目か………なら!!」
そう言って優理はランスに自分の魔力を纏わせ始める。
「エターナルセイバー!!」
その纏わせたランスを斬り付ける様に上から振り下ろした。
「ぐうっ!?」
『威力が凄い………マスター、もう………』
「飛ぶぞ!!」
『ハイ!!』
フィールドが破られる寸前にジャンプし、何とかその攻撃を避けることが出来たが………
「前より面倒だな………」
『魔力もいつもみたいに無駄が無いし、あの盾の所為で防御も硬そうですね………』
「それはやって見ないと分から………って!!」
「アクセルシューター!」
盾に10個の誘導弾を作り出し俺に向かって飛ばす優理。
「ハンドガン展開」
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