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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
最悪の再生! 血塗れの与作!
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嬉しそうにしながら部屋から出て行った。そして与作の準備も整ったようだ。

「よし始めるぞ、まずはお前の髪を切るぞ」
「ああ、やってくれ」

与作は鋏を持って一夏の髪をカットした、それなりに伸びていた髪はバッサリとカットされてセミロングだった髪は完全にショートになった。切った髪を適当な器に入れて与作は種の様な物を取り出して髪の中へ落として液体をたらした。

「さて、再生の種は芽吹くかな?」

再生の種

細胞のDNA情報を養分として記憶しながら成長する、与作オリジナルの再生植物の種。特殊な遺伝子を配合して作られており、作り方は与作しか知らないという。開花した花の中央に出来るDNA情報が全て詰まった種を、再生したい肉体の部位に直接埋め込むことで、損失した肉体の再生を可能にする。ただし、再生の種はシャボン玉のように壊れやすく、植え込む肉体とも必ずしも適合するとは限らない。

少し待つと、再生の種が芽吹いて花が咲き、花の中心にシャボン玉のような種が生った。与作は慎重にそれを摘み、それをゆっくり一夏の右目まで持っていって埋め込んだ。

「これで後は待つだけか?」
「ああ、お前はもう優奈の飯をたらふく食って大量に食没してるはずだから大丈夫だと思うが今回の再生はトリコの時とは違って激痛を伴うぞ」
「それ、今更過ぎるぜっ!!!」

一夏は言葉いい終える前に全身を強張らせ、両手で強くシーツを掴む。

「もう着やがったか!!全員、一夏を押さえろ!」

そういわれてトリコを筆頭に部屋に居た全員で一夏の身体を押さえつけた。そして………

「ぐぐぐうううっっっっ………ぐわぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

一夏は喉が張り裂けれんばかりの絶叫を上げた。今一夏の右目は再生の種が右目を復元する為に髪から読み取った情報を元に視神経を繋ぎなおしているのだ。その痛みは想像を絶するほど苦しく痛く辛いものだ、目を抉り取られる時よりも強く激しく熱い痛み、それは右目から全身へと侵食していく。激しく一夏の身体は動く、その痛みと苦しみから少しでも逃れたいと、だがその身体を鎖で縛り上げるよりも強い拘束力のあるトリコ達が抑えつける。

「一夏!その痛みに負けるんじゃねぇぞ!気をしっかり持て!!」
「相変わらずの馬鹿力だね!でもその力溢れる所がたまらないわ!!」
「しっかりしてよね!お兄ちゃん!」
「全く、これ終わったら君のフルコースでもご馳走してもらうよ!」
「しっかり気を締めろよ!」

「ぐぅぅう………ぁぁぁあああああああああああああ!!!!!がぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
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