1章 平穏な生活に終止符
第七話「課外活動B」
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っと近くなってるよ…やばい…理性がっ…。
メル
「何ニヤニヤしてんのよっ!!」
シャイン
「へ?ちょっ!?」
ゴスッ?
シャイン
「うげっ…。それはないっすよ…。」
バタッ…。
ありえねぇ。なんで…なんでですか…。
メルは勢いよく僕に腹パンを僕の正中線ギリギリの位置に…。当然僕は立っていられないわけで…。
シィラ
「大丈夫?(笑)」
なんで…笑ってるんだよ…。酷いよ…ひ、酷い…。
メル
「あら…。気を失ったみたいね…。まぁ大丈夫よ。(はぁ…。本当に苦労かけるわね…。)」
国語の教師
「とりあえず、ずらかるぞぉ?」
いつまでその調子なのかしら…呆れちゃうわ。少しはシャインの気持ちがわかるかも。
ユウタ
「とにかく、ヤバイっすよ!!先生、早く逃げないと…。」
校内アナウンス
「不審者の現在位置、グラウンド、体育倉庫前。警備の者はただちに捕獲に迎え。」
おかしいわね。どうして通信機みたいに放送するのかしらね。イタズラかしら?
メル
「ともかく、逃げましょう。見つかっているようですしね。」
国語の教師
「じゃ、失礼するよ。」
その場から僕らが去って行く時、彼女は何かを囁いた。僕の心の中で…。
シィラ
「面白いわ。今度…。アタシからそっちに行ってみるよ。」
そ…ぅ…。会えたらね…。
ハハハ…ハハ…。
目が覚めた時にはもう彼女の姿はなかった。
僕はまた天上を見上げ、右手を掲げていた。
メル
「あぁー。もう気待ち悪いわね。目が覚めたんならその手、どうにかしてよね。」
シャイン
「あ…ぁぁ…ごめん。って…えぇ!?」
今、僕はひどく動揺している。それは確か…だと思う。僕は自分の目を疑った。
そこにはメル、クソすぎる顧問、ユウタ…そして、シィラがいた。
国語の教師
「ぉ、目が覚めたか。あれから3日も寝たまんまで困ったんだよね。」
シャイン
「そうですか。って三日も!?いやいや、そうじゃなくて…なんでシィラがここにいるんだ?」
ユウタ
「さぁ…。わからないですけど、まぁ…昨日ですかね。俺のクラスに転校してきたんですよ。」
そうなのか…。あれ…夢じゃなかったんだ。
にしてもなんで部の部屋なのに…ここにいるんだろう。
シィラ
「よっ…説明ご苦労?ところで姉御。」
メル
「何?」
ぇ、どういうことだ。メルが姉御?は?意味がわからん…。
シャイン
「ちょっと待ってくれ…。」
メル
「何よ。少しは待っていられないの?わかるでしょ?」
シャイン
「ぁ、うん。ごめん。でもさ、なんで姉御って呼ばれてんだ?」
疑問を投げかけて
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