内乱はここですか? ……そうですか。
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
降らないから言ってみただけなんですけど……。
さて、そんなことよりも、今はこの降り注ぐピンクの雪を説明して欲しいですね。 ……お、ちょうどいい、前からトナカイに引かれたソリが爆走してきましたので、ちょっとお話を聞いてみましょう。
は〜いちょっと止まってねぇ。
「な、なんだお前!?」
お? なんだこのトナカイ。 ……しゃべるぞ!?
……まぁ、いい。 トナカイがしゃべるなんてアニマルキングダムでは日常茶飯事だったからな。 そんなものでいちいち驚いてはいられんのだよ。
で、よく見ればこのソリ、ルフィ達が乗ってるじゃないか。 おかしい、おねえちゃんレーダーには反応が……、あ、寒さで凍ってた。 なんたる不覚。
よし、再開ついでに状況確認と行こう。 それじゃ、ルフィよ。 おねえちゃんに隠し事などせずに素直に全てを白状しなさい。
【誠に申し訳ありません。 只今、姉弟及び弟の仲間たちによる肉体言語をフル活用した事情聴取中です。 誠に不謹慎な内容が流れたため、映像、音声を差替えさせていただいております。 もうしばらくお待ちください】
なるほど、大体理解した。
なんでもナミちゃんが病気だからドラム王国に来た→元王様が帰ってきた→城を使っていた、くれはさんという医者に容態を見てもらっている時に、王様帰還→王様激怒→ルフィ激怒→王様アボーン
と、いうことらしい。 なんだ、30秒で終わる説明ではないか。 無駄に一味とバトラせやがって……。 完封しましたがね。
で、どうやら今からルフィ達は出港だそうで、今回仲間になった、このトナカイ。 『チョッパー』君を見送るために打ち上げられたのが、あの空をピンクの雪で覆い尽くすものらしい。 は!!? 何やら感動的な場面だった気がする。 ちぃ、見逃したか!!
なんだよぉ、すごく感動的な場面をやってんじゃんかよぉ。 おねぇちゃんをのけものにするなよぉ。 と、ルフィに言ったら、「姉ちゃんがいたんじゃ、感動も半減しそうだしな。 あのピンクの雪とか、簡単に再現しそうだし」とのこと。 この弟……、よくわかってらっしゃる。 ピンクの雪の成分解析は実はもう終了している。 今ならどの冬島でも同じ現象を再現できるぞ!! 私の毒鱗粉を甘く見るな。
で、なんか急いでたルフィたちと別れ(去り際にアラバスタ云々と行っていたが流行りか?)、今回の事件の当事者達が多数いると思われる山の上の城を目指す。 なんであんなに面倒くさいところに城を作ったんだ?
普段ならロープウェイというか、そう言った類のものがあるはずだが、なんか探すのが面倒くさかったので、歩いて登ることにした。
原理というか、やってること
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ