天使と二人の髭男
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「さぁ、こいW15」
アクセルは構えながら、ウォーダンの動きを見ていた。かつて、別の世界で勝った相手だが、先ほど転移装置が自分の知っているモノと全く違う以上もしかしたら、目の前にいるWシリーズの性能は上かもしれないと考えていた。だが、負ける気などさらさらない。
「……我は、メイガスの剣なり!!」
動いたのは、ウォーダンも方だった。アクセルもそれに反応した。ウォーダンは斬艦刀で斬りかかってきた。
「斬艦刀・一文字斬りぃぃい!!一刀両断!!」
「どうした、W15!?踏む込みが足りんぞ!!」
アクセルはウォーダンの横一線に斬艦刀で、斬りかかってきたが、アクセルはソウルゲインの聳弧角で受け止めた。
「ぐぐ……うおぉぉお!」
ウォーダンは受け止められると、斬艦刀でアクセルに向かって何度も斬りかかってくるが、アクセルはそれを全て聳弧角で弾いていた。
「ふん、W15……所詮それは、ゼンガー・ゾンボルトのマネに過ぎん……なめるんじゃねぇ、人形風情がぁ!!他人の業で、俺に勝てると思うな!!」
アクセルはウォーダンからの攻撃を受けて、ソウルゲインは凄まじいスピードで分身をしながらウォーダンに向かった。
「我は……我は……ウォーダン・ユミル!メイガスの剣なりぃぃぃい!!敵対する者は何者だろうと……我が剣に断てぬモノなし!!」
凄まじいスピードで向かってくるアクセルに対し、ウォーダンは斬艦刀を振り回した。
「借り物の想いで、どこまでやれるか!俺に見せてみろ!!この切っ先、触れれば切れるぞ!!舞朱雀!貴様に見切れるか!?」
ウォーダンの剣を躱しながら、アクセルはウォーダンの懐に入り高速移動による残像を残しながら、聳弧角で斬り刻みながらウォーダンを空中にあげっていった。
「はぁあ!!」
ラミアはレモン、W16の二人を相手にしながら、何とか立ち回っていた。
「まさか、W17、貴方が私たちを裏切るとはね……」
レモンは、まさか自分の最高傑作に裏切られるとは思っていなかったが、どこか嬉しさを感じていた。
「レモン様、私たちはここの世界に来るべきではなかったのです……戦争で成り立っていた世界……それが、私たちの世界……戦争、闘争……否定することによって作られていく世界がある……それがここだったのです……私のような作り物……戦争のために生まれてきた、子供が介入できる場所ではなかったのだ!!」
「W17、貴様我々の創造主に向かって」
W16はラーズアングリフの両腰に装着している5連装ミサイルランチャーガンで攻撃していった。
「ふふ……貴方の芽生えた意思なのね……W17」
レモンはW17の行動を見ていた。それは自分が求めた最高傑作の証。ただ予想外だったのはその最高傑作が自分たちを裏切ることだった。
「ええ、私は任務を聞いているだ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ