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DQ4TS 導く光の物語(旧題:混沌に導かれし者たち) 五章
五章 導く光の物語
5-43女王の国で
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りの選択肢を確認し終え、兄弟が顔を見合わせる。

「とすると、やっぱり僕らか」
「仕方ねえな。地面の下は嫌いだが、この際だ。ばあさんが行くなら、オレは要らねえだろうし。オレが残るわ」
「兄さんか……。攻撃力が落ちるのは痛いけど、派手に吹き飛ばすような話じゃないし。二手に別れることにでもなれば回復の手は要るし、それが無難かな」
「おし。じゃ、決まりだな。さっさと済ませてさっさと出ようぜ、こんな面倒くせえ国。頼んだぜ」
「またそんな……。居残る場所で、わざわざそんなことを言うなよ」
「容疑どころじゃねえ囚人が、他にいくらもいるのによ。別に問題ねえだろ、これくらい」
「そういう適当なところも、この場合はいいかもね。くれぐれも、大人しくしててくれよ」
「わかってるよ」


 マーニャをひとり地下牢に残し、一行はブロンズの十字架を盗み出した真犯人の捜索を開始する。
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