1章 平穏な生活に終止符
第六話「課外活動A」
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第六話「課外活動A」
色々な事があり僕らは課外活動を行うことになった。舞台は他校。本当にいいものか。何しろ許可をとっていないらしいじゃないか。これじゃ校門に入ったと同時に侵入者、不審者になってしまうのでは…と不安を募らせながらも全員で行くことになった。
メル
「着いたわね。マインドハイスクールね。」
ユウタ
「でけぇな。毎度毎度本当に思うんだが、ウチらとは比べものにならないな。」
シャイン
「しかし、いいのか…?不法侵入だよね?本当にいいの?」
僕は正論を言っているにも関わらず、メルは僕を睨みつける。本当に怖いよね。女って…。
メル
「何よ?行きたくないっていうの?なら好きにすればいいんじゃない?」
ふぅ…じゃあ帰らせてもらおうかな?
メル
「ただし…」
シャイン
「じゃあ帰りまーす。」
メル
「どうなるか…わかるわよね?」
背後から拳を鳴らしている音が漏れ出してくる。これは…まぎれもなく…殺気…ヤバイ…
シャイン
「は、はぃ…すみませんでした…。」
メル
「それでよし…。」
生きた心地がしなかった。なんでかって?そりゃ…謝らなきゃ今掴まれてる僕の頭はグチャグチャになっていただろうからさ…。ホントおっかねぇ…。
ユウタ
「はぁ…。相変わらず物騒だねぇ〜。」
メル
「何か言った?」
ユウタ
「何も言ってないよ。ほ、本当さ?」
やっぱり怖いよね。特に…異能者だとタチが悪い…。うん。おっかねぇ…。
国語の教師
「こらこら、やめんかい。ここで怪我人が出たところで責任を負うのは私なんだが…。」
あんたは黙ってろ…。
シャイン
「まぁ、ともかく…行くんなら行きましょうよ。」
メル
「それもそうね。時間の無駄だわ。」
ユウタ
「つうことで、レッツゴー?」
能天気だな。性格はちょいと歪んでるけど…まぁ仲間にすることはなんとかできそうかもしれない。
こうして僕らは門へと侵入した。言い方が物騒かもしれないけど…実際、警備員をこのメルさんというお方が気絶させているので晴れて僕らは犯罪者ってことになった。
シャイン
「うわぁああああ?な、な、なんで追われなきゃならないんだよぉおおおお?」
ユウタ
「知りませんよー?メルの仕出かした事ですからねぇ!!」
警備員A
「コラッー??待ちなさい?」
うわ…。だろうと思ったよ。なんでああしなきゃいけなかったんだろう…。
国語の教師
「とりあえず、ここは私が囮に?」
ぉ、もしかして…
国語の教師
「ならない?シャイン…君の出番だ?」
シャイン
「ちょちょちょ?痛い痛い?髪引っ張らないで?」
うわ…ひで
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