1章 平穏な生活に終止符
第六話「課外活動A」
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ぇ…。
僕は顧問に髪を引っ張られ、警備員へと投げつけられた。
シャイン
「うわぁああああ?」
警備員A
「コラッー?ぇ!?」
ドガシャアッ?
国語の教師
「ヒット?イェーイ?」
ユウタ
「やるな?先生?」
メル
「ナイスショット?」
顧問…てめぇだけは許さねえ…いつか…いつか…。くぅ…涙しか出てこねぇ…。
ド派手に警備員と接触したせいか身体のあちこちが痛む。
シャイン
「いてててて…。ファ!?」
すぐに状況が飲み込めた。自分が腰を下ろしている真下には気絶した警備員が…。やっちまった。ますます僕が犯罪者に…。
シャイン
「嘘だろ…。そうだ?皆?皆は!?…。」
気がつけばもう、誰もいなかった。ここにいるのは僕とその下に気絶した警備員だけ…。これってさ…誰かに見られたら大変な事にならないかな…。
生徒A
「ん…。う、うわぁああああ?」
廊下を徘徊していた生徒が僕を見て逃げ出した。
シャイン
「ちょちょ…これは誤解だって…。」
説得する間もなく逃げ出してしまった。これはフラグだったのか。というより、ますます危なくなってきたよね!?誰のせいだよ。もうわかりきってるけどさ?
シャイン
「ひとまず、皆を探さなきゃ…。」
校内アナウンス
「侵入者が発生しました。校内に居る者は速やかにグラウンドまでお集まりください。」
早…。もう伝わったのかよ。どんだけここの警備すごいんだよ。
警備員B
「いたぞ?追えー?」
シャイン
「うぇ…。マジかよ…。」
咄嗟に地面を…いや警備員を蹴り上げ、警備員二、三人を蹴散らした。もうこの際とことん犯罪者になってやる!!
シャイン
「よし、今のうちに…。」
一方…
メル
「んー。異能者らしい人はいないわね。」
ユウタ
「それより、良かったの?あんな酷い事しちゃって…。」
国語の教師
「大丈夫だ…問題ない。 彼なら生きてる…といいね。」
大丈夫かしら…ますます心配になってきたわ。
メル
「まぁ…たぶん大丈夫だと思うわ…。とにかく私たちだって安全って訳じゃないんだからね?」
ユウタ
「そりゃそうだ。アナウンスも流れたからまず俺らは犯罪者ってことになるな。」
メル
「いらない説明どうも。」
ユウタ
「…。」
私たちはアナウンスで避難したであろうグラウンドへと向かった。
国語の教師
「一体どういう事だ?グラウンドに出るって。」
メル
「異能者を探すためですよ。こうやって在校生と紛れて…。そうそう、あなたたちはまた一度校内で探索しててちょうだい。」
ユウタ
「うまいな。」
メルは
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