1章 平穏な生活に終止符
第三話「始まる。僕らの道」
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ちょっとこれ見て。」
手渡されたのは、部に関するもの。しかし僕には関係なんてない。
シャイン
「部だって?僕には関係ないじゃないか。」
メル
「そこじゃないわよ。もっと下。」
どれどれ…新規申請書?なにそれ…
シャイン
「これ…何?」
メル
「部の新規申請書よ。」
シャイン
「はい?何をする気ですかあなたは…」
メル
「こうするのよッ!!」
シャイン
「うぉっ!!ちょっ!!」
メルは強引に指印を押させた。そしてよくよく見ると。既に名前は書いており、指印を押してしまえばそれで部が成立してしまうというものだった。
シャイン
「ちょお!!何してんのぉ!?」
メル
「うん。これでオーケーね。それじゃ。」
シャイン
「ちょちょちょ!!それじゃ。じゃないでしょ?!他にも色々…」
メル
「よろしくね。これであなたも私も…」
彼女は僕の話など聞くことなくそのまま出て行った。
シャイン
「はぁ…まったく。ん?なんだこれは?」
机の上にはメルからの置き手紙が置いてあった。
「ありがとね。これで私とあなたは一心同体も同然よ。」
シャイン
「一心同体って…。」
続いてその手紙に小さく書かれた文字を見る。
「異能者、無能者の会」
まんまだな。にしても…なんで無能者も?今度聞いてみるか。ってまてまて…。これ何する部何だよ。
シャイン
「困ったなぁ。ん…メアド書いてある。どういうつもりだ?」
すかさず記載されたメアドにメールを打つ。
返信は待たずとも返ってきた。
〜メール内容〜
僕「どういうつもりだ?」
メル「あら、どうしたの?」
僕「いや、あのね…色々言いたい事あるんだけどさ…そもそもこの「異能者、無能者の会」って一体なにすんだよ。」
メル「行ってなかったかしら?異能者を探し出すのよ。」
僕「ぁー。そういやー言ってたな。にしてもお前、何年なんだ?そもそもこの校内に所属してるなんて知らなかったけど…。」
メル「…一年よ。聞いたでしょう?あなたで二人目だって…。」
僕「そっか。あんたが一人目だと。ぇ、ちょっとまった…僕の方が年上だよね?」
〜以上〜
シャイン
「…。まぁいいか。僕もそろそろ帰るか。なんか疲れたし…。」
帰り際、最後に一件受信していた。
シャイン
「またか…。なんだ?」
〜メール内容〜
メル「
m9(´・q・)プギャー。」
〜以上〜
燃えちゃえ。マジで燃えちゃえ。
シャイン
「腹立つ…。ん…」
余
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