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少年は魔人になるようです
第74話 爆裂娘は巻き込まれるようです
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た二枚のカード・・・ネギとの仮契約(パクティオー)カード。

・・・ああ、昨日温泉で話しでもしたのか。アーニャがまだだって事。


「え………えぇぇええええええええええええぇえぇぇぇええええぇぇぇえぇええええぇぇぇえええええ!?」

「あ、あの、言い出せなくてごめんなさいです。でも「聞く必要無いわよ!!」


綾瀬の言い訳を封殺して、またズダダダダーと走って行く。少しして、今度は風呂敷の様な物を背負って、

再度俺達の方に来て・・・まさに怒り心頭と言った風で俺達を睨んで来る。

いやぁ、困るんだよなぁ。子供にこういう顔されるの。


「今度こそもう嫌よ!とっとと外に出しなさい!!出れるんでしょ!?」

「や、出れる事は出れるんだけどなぁ……。」

「じゃあ出してよ!何よ、みんなして……みんなしてぇ!ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーー!!」

「あ、や、ちょ、泣くなって、分かったって。開ける開ける。」

「泣いてないわよぉ!!」


アーニャがまたしても両目にチャージし始めたので、流石に可愛そうになって来て承諾。

・・・まぁ、ネギが何とかするだろう。後は知りません。


「あ、そだ。ネカネー、カムカム。」
ヒュィンッ
「はい、呼びましたか?」

「悪いけど、アーニャのみおk「ネカネお姉ちゃん!?」……あー、ゲート開くから後任せた。」

「ふふふ、相変わらず子供の涙には弱いんですね。了解しました。」


余計な事をのたまったネカネに何も答えず、アーニャ共々帰還用魔法陣がある所へ返す。

全く、何が苦手か。子供が泣いてるのを放置できる奴がいたら出て来いってんだ。

と、若干遅れて向うからネギと先程の二人、そして何故か小太郎までが走って来た。


「愁磨さん!アーニャが帰ろうとしてるって………。」

「と言うか既に帰した。まだこの中ではあるから間に合うだろうよ。ネカネも一緒にいるけど。」

「お姉ちゃんが!?……いえ、今は置いておきます。早く僕も送ってください!」

「はいはい、頑張ってなスケコマシ君。」

「ちょ、それはどういう意味―――」


言葉の途中で、ネギもネカネ達と同じ場所へ転送。まぁ確かに契約させたのは俺だが、それでも10人

(この場は6人か)と仮契約など俺でもしていない。さて、あとは結果を御覧じろ。

―――俺はその場を後にし、黒い襤褸ローブを羽織り転移する。その、既に来慣れた場所へと。


「首尾はどうだ、『造物主(・・・)』。」

「まぁまぁ、と言った所だよ『創造主(・・・)』。君は……そろそろ、満足したのか?」

「ああ、もう少し……ほんの2週間だ。」

「やれやれ、承諾はしたが少々遊びが過ぎ
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