第74話 爆裂娘は巻き込まれるようです
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さんの魔力弾(この場合魔法の矢の方が良いのかしら)を潜り抜けて、ネギが桜色の龍を出す。
それはノワールさん目掛けて飛んで行くけれど、それを苦も無く掴まれて思い切りスイング。
そして遥か彼方へホームラン。今朝方からやってたけれど、流石に3時間はやりすぎよ。って言うか・・・・。
「さて、お次は「ハッ!」明日菜ね、了解。」
ギィンギィンギィンギィンギィン!!
「相変わらず素手とは思えない音がしますね!」
「失礼ね?これでも他の子より苦労してるのよ?」
「ならもう少し苦労して貰うでござるよ!!」
再び、ギィンギィンギィンギィンギィン!と金属音が響く。あの明日菜とか言うおバカがあんなに戦えて・・・
あっちの忍者っぽい巨乳も、虚空瞬動って空中を蹴って跳ぶ技を何回も連続で使って空中戦をやってる。
・・・いやいやいや、だからさぁ!!
「―――有り得ないでしょう!?何なのよあんたら!ただの中学生じゃない訳!?
ネギだってあんな、なんか、なんかさぁ!?どうなってんのよ!!」
「どうなってんの、って言われても……何が?」
「何が?じゃないわよ!日本人って皆あんなスゴイの!?ニンジャもサムライも居たし、東洋の神秘って奴!?」
「そんな事無いよ。此処では明日菜さん、楓さん、古菲さんくらいだよ。………あと、アーニャも良く知ってる
人達が………えぇと。」
修業って名目のマジ戦闘が終わってからネギに詰め寄るけど、答えも半分に魔法陣に乗って何処かに転移してく。
私も急いで後を追って出た先は・・・なんか、謁見の間みたいな場所だった。と、そこには異常な武闘派娘共と
一緒に居なかった魔法使い勢が。あぁ、この子達は落ち着くわ。・・・じゃなくて!
「あんたらも十分おかしいのよ!何で一か月そこそこで無詠唱と中級呪文使いこなしてんのよ!」
「それはそのー……。先生が先生ですからー。」
「ええ、皆が明確な目標を持ち、良き?師の元で研鑽を積まされ……もとい、積んでいるからです。」
「先生?師?どんな化け物よ!!」
「此処の主愁磨・P・S・織原とノワール・P・E・織原、そしてエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルです。」
最後の名前に、私の思考は一瞬止まる。・・・エヴァンジェリン?エヴァンジェリンってあの?
「ま、まさかあの……『不死の魔法使い』の?」
「ええ、『童姿の闇の魔王』『闇の福音』『禍音の使途』のエヴァさんです。ご存じで?」
「ご、ご存じも何も伝説の大悪党じゃない!ネギのお父さんがやっとこ倒した『闇の魔法使い』よ!?
そ、それに!一番知られている呼び
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