暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第74話 爆裂娘は巻き込まれるようです
[3/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
・・。」

「駄目じゃと言っておろうが!と、言いたい所じゃが、そろそろ止めんと他の方々に迷惑じゃ。

愁磨、行きたくないのは分かるが一睨みして来い。」

「えぇえぇえぇぇぇええぇええ〜〜〜?いーやーだぁーー!」

「あ、ちょ、や、愁磨さん。動かないでください。刺さっちゃいますよ!」

「ネカネに刺されるなら本望さぁ〜………。」


ネカネに耳掃除されながらアホな事を言うと、ノワールに「なんだこの阿呆は」って目で見られる。

・・・仕方ない、2日とは言えご近所付き合いは大事にせんといかん。と言う訳で・・・。


「イケない子供はいねがぁーー!!」

「なまはげぇ!?って、なんだ愁磨先生じゃん!

そんな事言わないで先生も参加しない?ネギ先生の隣を奪え!夏のまくら投げ大かふべらる!」

「へっへーん、隙だらけだよ!!」


ネギパーティが泊まる部屋に来ると、襖の一番近くにいた朝倉が応対。しかし横から枕の三撃を受けて轟沈した。

そして俺を無視し、尚も続くまくら投げ。尤も速い方法は殲滅だ。だが、それでは騒ぎが大きくなるだけだ。

しかし!それがどうしたと言うのか。即座に納めればこの騒ぎが長引くよりも遥かに良いだろう。


「ずえりゃぁぁぁああああああああ!!」
ズバズバン!!
「うげば!」 「ぼぶふぅあ!」

「よっしゃぁ、古ちゃんと楓ちゃん撃沈!残りはネギ以外ざ、こ………じゃないのが一人いるぅぅぅぅぅぅ!!」

「さぁ、合宿とはいえ………子供はおねんねする時間だぁ!!」


こうして5分後、ネギパーティは(強制的に)大人しく寝付いたのだった。

まぁ、早く寝ておかないと―――


「明日からが大変だからなぁ!!フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」


俺達の嘘にまんまと騙され、すっかり浮かれ気分のこいつら。最も効果がある特訓とは何か。

それはズバリ、目一杯上げて、地の底まで落としてやる事。


「と言う訳で、ダイオラマ球ぅ〜。」


内部時間を特別に1/1にした事により、回復速度が格段に上がった別荘に寝ている間に放り込む。

今の内に青春の夢を見ると良い。・・・"後"で、後悔し無い為に、戻って来る指標にする為にもな。

Side out


Side アーニャ

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!
「この……!『魔法の射手(サギタ・マギカ) 集束(コンウェルゲンティア) 光の1001矢(セリエス・ルークス)』!『桜華龍』!」
パシッ
「あら、大分器用な事出来る様になったのね。っと!」
カッキィィン!!
「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――」(ドップラー効果


ノワール
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ