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Element Magic Trinity
最強チーム!
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アリエスイーグル)!」

ルーの左手の魔法陣から、風の鷲が飛んでいく。

「紅蓮一閃!大火大剣(レオソード)!」

アルカの手の魔法陣から炎の剣が出現し、ララバイに斬りかかる。

「全力全開手加減無用!大海大砲(アクエリアスキャノン)!」

ティアの手に大砲が持たれ、水の球が勢いよく放たれる。

「右手の炎と左手の炎を合わせて・・・火竜の煌炎!」

ナツの両手に炎が纏われ、勢い良くその手をララバイに振り落とした。










『バ、バカな・・・』








そしてその攻撃は一斉に命中し、激しい轟音と共にララバイは倒れた。

「見事」

周りのギルドマスターやルーシィ、カゲヤマが驚く中、マカロフは1人呟く。
ララバイが倒れたのを見て、ルーシィの顔に笑みが広がった。

「ゼレフの悪魔がこうもあっさり・・・」
「こ、こりゃたまげたわい」
「かーかっかっかっかっ!」
「す、すごい・・・こ、これが・・・!」

衝撃の際発生した煙が晴れ、6人の姿が見える。

「これが妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強チーム!」

エリゴールと戦ったナツやアルカはともかく、グレイやエルザ、ルーとティアは特別大きな怪我もない。まぁオシバナ駅で戦った傷はあるが。
つまり、ほぼ無傷でゼレフの悪魔と戦い、勝ったのだ。

「どうじゃー!凄いじゃろぉぉぉっ!」
「凄ーい!超カッコいい!」

それを見たカゲヤマは、目に涙を溜めて震えていた。

「ホラぁん♪アンタはお医者さん行かなきゃ、ね♪」

・・・が、ボブが抱き着いてきた事により、その涙はすぐに引っ込んだ。

「いやぁ、経緯はよく解らんが妖精の尻尾(フェアリーテイル)には借りが出来ちまったなァ」
「うむ」
「何の何のー!ふひゃひゃひゃひゃひゃ!ひゃ・・・ゃ・・・は・・・!」

高笑いをしていたマカロフが何かを見て笑いを止める。

「ん?」

その視線の先を辿って他のギルドマスター達がそちらを見る。
そしてマカロフ同様目を見開いた。
その間にそろーっと逃げようとするマカロフ。

「ぬああああっ!定例会の会場が・・・粉々じゃ!」

そう。
ララバイが倒れた時、丁度ララバイの背中の位置に会場があったのだ。
そしてララバイが倒れた事により、その重みで会場が粉々になってしまった・・・という訳だ。

「ははっ!見事にぶっ壊れちまったなァ」
「笑い事じゃないと思うけど」

まるで他人事のように言うナツに、こんな状況でも無表情のティアが言い放つ。

「捕まえろーーーーーっ!」
「おし、任せとけ!」
「お前は捕まる側だーーーっ!」

何か勘違いしているナツにツッコむギルドマ
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