最強チーム!
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っとした。
「さて、援護するよ!ティア、アルカ!」
「おぅ!」
「どうぞ」
そう言うとルーは緑色の光を両手に灯し、魔法陣を展開させた。
「悠久なる空を駆ける天馬の如き疾風の俊足を・・・大空俊足!」
すると、ティアとアルカの身体が緑色に光った。
「あれは大空か!?」
「あんな若造がこんな高難度な魔法を!?」
ギルドマスター達も驚いている。
「サンキューな、ルー!さて、久々にぶっ飛ばしていくぞ!」
「アンタがぶっ飛ばしすぎると更地になるから手加減しなさいよ」
「へいへい」
ティアに忠告され、アルカは一気に上昇する。
その両手には真っ赤な魔法陣。
「紅蓮の炎で灰燼と化せ!大火円盤!」
アルカが炎で構成された鎖を手に持つ。
その鎖の先には刃のついた、鎖同様炎で構成された円盤。
「燃え尽きな!」
「なっ!?」
それをぐるっと振り回し、ララバイに直撃させた。
「こっちは大火じゃと!?」
「ティア!」
「派手にやっちまえ!」
「言われなくてもそうするわよっ!」
ティアは勢い良く地を蹴り、上昇する。
『ぬぅっ!小賢しい小娘だ!』
「アンタに私を捕らえる事が出来るかしら?」
そう言うティアはかなりのスピードで空を飛んでいる。
「凄い速さじゃ!」
「大空俊足だけでこの速さが出せるというのか!?」
「違うよ。僕の魔法が無くたってティアは速いよ・・・だって、海の閃光だからね」
「アイツの別名の『海』は魔法を、『閃光』は動きの素早さを現してるんだ」
その間にもティアは緑色の光を撒き散らしながら飛び、指を鳴らす。
鐘の音と共にティアの背後に蒼い魔法陣が展開した。
綺麗にティアは着地し、吼える。
「荒ぶる神の怒りを受けよ!大海怒号!」
『ゴォアッ!?』
魔法陣から勢いよく水が発射される。
その水はララバイの腹に大きな穴を開けた。
「大海まで!?」
「元素魔法が1つのギルドに3つも揃っているなど・・・奇跡じゃ」
各元素に1人、と決まっている元素魔法。
それが3つも揃っているなど、確かに奇跡だろう。
「今だ!」
グレイの号令を聞いたエルザが換装し、斬りかかる。
黒い羽の生えた鎧で、動きやすそうだ。
「黒羽の鎧!一撃の破壊力を増加させる魔法の鎧だ!」
ギルドマスターが叫んだ。
「アイスメイク、槍騎兵!」
グレイの手から氷の槍が造形され、ララバイに向かって発射される。
「遥かなる空へ飛べ!大空大鷲(
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