最強チーム!
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」
ナツとルーが叫ぶ。
魂が喰われるという事への恐怖からなのか、と思いきや・・・。
「魂って食えるのかー!?」
「美味しいの!?」
「知るか!」
「今はそんな事関係ないでしょ!」
魂が喰えるかどうか、が今の2人には重要なようだ。
その的外れな疑問にグレイとティアがツッコむ。
「一体、どうなってるの?なんで笛から怪物が・・・」
「あの怪物が呪歌そのものなのさ。つまり生きた魔法。それがゼレフの魔法だ」
「生きた魔法・・・」
「ゼレフ!?ゼレフってあの大昔の!?」
「黒魔導士ゼレフ。魔法界の歴史上最も凶悪だった魔導士・・・何百年も前の負の遺産がこんな時代に姿を現すなんてね・・・」
その間にもララバイはナツ達の前に来ていた。
『さあて・・・どいつの魂から頂こうかな』
ララバイはニィ・・・っと口角を上げる。
『決めたぞ・・・全員まとめてだ』
「いかん!呪歌じゃ!」
「ひーーーっ!」
ララバイが口を開き、ギルドマスター達が逃げ、ルーシィが耳を塞ぐ。
そしてララバイが口を開いた瞬間、ナツ、グレイ、エルザ、ルー、アルカ、ティアが一斉に飛び出した。
走りながらエルザが天輪の鎧に換装する。
「鎧の換装!?」
ゴールドマインが驚いている間にエルザは2本の剣でララバイの足を斬り、呪歌を阻止する。
「ぬ!?」
「おりゃああああっ!」
そしてナツがララバイの足をよじ登り、炎を纏った足で蹴りを放った。
それを喰らったララバイは体勢を崩す。
「おおっ!」
「何と!蹴りであの巨体を!」
「てか本当に魔導士か!?アイツ」
その光景にギルドマスター達は驚愕する。
「小癪な!」
「おっと」
そう叫び、ララバイは口から弾丸の様なものを発射する。
ナツはそれを難なく避けるが、その弾丸はギルドマスター達に向かった。
それを見たグレイは左掌に右手を乗せ、そこから冷気が溢れ出る。
一方、それを視界に捉えたルーもグレイと並んで魔法陣を展開させた。
「アイスメイク・・・盾」
だがギルドマスターは慌てたままだ。
「氷の造形魔導士か!?」
「しかし間に合わん!くらうぞっ!」
だがグレイはギルドマスター達の予想を反し、一瞬で花のように八方に広がった盾を造形した。
そしてその盾に弾丸が当たり、当たらず吹き飛ぶ弾丸もあった。
「危ない危ない、間に合った?」
「ルー!」
ルーが風を操り、弾丸を吹き飛ばしたのだ。
「速い!」
「あの一瞬でこれ程の造形魔法を!?」
「造形魔法?」
「魔力に形を与える魔法だよ。そして、形を奪う魔法でもある」
ハッピーの説明に、ルーシィは何故だかゾク
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