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勇者指令ダグオンA's
第二十七話 伝説の聖剣ダグセイバー
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鎧となり新たな姿が組みあがっていく。

『ぬううううううううううううう!!!!』

『はあああああああああああああああああ!!』

力と飛鳥の全細胞に力が湧き上がり瞳が淡い緑に輝き誕生した姿。

『『グレェェェェェト!!!!ブレェェェェェェイブ!!!ダグゥゥゥゥゥッオンッ!!!!』』

完成したグレートブレイブダグオン。

『これがグレートブレイブダグオンか・・・』

ナスカは剣を構えるとグレートブレイブダグオンに斬りかかった。

『はああああ!!』

『なに!?』

グレートブレイブダグオンのパワーにあっさり押し返されるナスカ。

『く!やはり桁違いのパワーだな』

次々と繰り出されるナスカの攻撃を受け止めるグレートブレイブダグオン。

『く!正面からじゃ無理か』

ナスカは逃げ回る作戦に出た。グレートブレイブダグオンの時間切れを狙う気だ。力が強大すぎるため無闇に砲撃することが出来ないグレートブレイブダグオン。力を凝縮させる媒体であるブレイブソードが折られたのは痛い。

『く!う!』

『そろそろ時間切れか?』

倒れそうになるグレートブレイブダグオン。

『うるせえ・・・』

『お前なんかの好きにさせるか!!』





その時、月から光がさした。轟音とともに一本の錆びた剣がグレートブレイブダグオンの前に降り立った。

『なんだこれ?』

突然の現象に混乱している力と飛鳥。剣はグレートブレイブダグオンを見つめるような姿だった。

『ほ〜そんな錆びたナマクラで何かする気か?』

すると剣がグレートブレイブダグオンのエネルギーを吸収し始めた。

『え?』

『なんだ?』

グレートブレイブダグオンの身体の負担の全てが吸収される。そして剣はひび割れ始めた。思わず剣を引き抜くグレートブレイブダグオン。

『こいつは・・・すごえ・・・身体にどんどん力が流れ込んでくる・・・』

錆びた剣は凄まじい輝きを放ちその古き衣を脱ぎ捨てた。

『これは・・・』

『そうだ・・・それこそ宇宙伝承最後の聖剣・・・ダグセイバー』

駆けつけたスーパーアルフェリスの言葉とともにグレートブレイブダグオンはダグセイバーを構えた。

『これが・・・ダグセイバー・・・』

『そうだ!ダグセイバーがグレートブレイブダグオンを選んだ!!』

スーパーアルフェリスの言葉に宿命のようなものを感じたグレートブレイブダグオン。

『馬鹿な・・・そんなナマクラが伝説の聖剣だと?』

ナスカは驚いていた。そしてグレートブレイブダグオンの姿に圧倒される。

『聖剣とはいえ俄仕込みの剣では私を倒すことは!!』

『へ・・・俺剣だけは拘っててさ・・・俺
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