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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
十三話〜予想外の出来事
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ずに困っていた私だが、唐突に感じる魔力に警戒を強める。
その魔力の持ち主が此方へとやって来た。
その人物は、全体的に黒い服を着てバイザーで顔を隠した長髪の女性。
その手に持つ鎖付きの杭は見たところデバイスではなさそうだ。
「………………」
「あの…何か?」
こちらが質問をするといきなり手に持つ鎖付きの杭を投げて来た。
避けられない速度ではなかったので避けた。
しかし、そのまま私を囲むように鎖が動く。
「しまっ……!」
今更気づいてもどうしようもない。彼女の目的は鎖による拘束。
鎖は堅く、簡単には抜け出せない。
味方の増援も直ぐには来れないだろう。
(こんな所で……!)
私は来るであろう衝撃に耐えるために歯を食いしばった。
side ヴィヴィオ
探索を続けていた私の前に現れたのは、私と全く同じ格好をした女の人だった。
「あなたは……?」
「………」
問いかけても反応を見せない。
そう思っていたら、いきなりその手に持つ見えない何かで殴りかかってきた。
「い、いきなりなにするんですか!?」
「………聖杯のため、倒れて貰います」
「待って!どうして私を襲うの?聖杯なんて知らないよ?」
「この地に居る以上、無関係ではないはずだ!」
「話を聞いて!!」
彼女の言う聖杯が何なのかはわからないけど、このままでは埒が明かないと判断した私は拘束してから話を聞くことにした。
side 士郎
「何故だ……」
「愚問だな、贋作者。世界は余すことなく我の庭だ。そこに我がいることに何が問題がある?」
私は今、予想外の敵に困惑している。
黄金の鎧、真紅の眼、整いすぎているその容姿。
かつても戦ったあの男が目の前にいた。
「何故貴様がここにいる……
英雄王
(
・・・
)
ギルガメッシュ!!」
そう。衛宮士郎に倒されたはずのギルガメッシュがそこに居たのだ。
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