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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0404話
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に拳闘士団に所属しないで、尚且つ普通ならタッグ戦の所を個人で出場した俺は大穴な訳で……後は分かるな?」
「なるほど。確かにそれはネギ君や小太郎君には出来なさそうな金儲けの仕方だね。でも、大穴を何回も繰り返してるにしては、30万ドラクマって少なくない?」
「ああ、まさかこんな事になってるとは思ってなかったからでかい買い物をしてしまってな」
「でかい買い物?」

 朝倉の言葉に頷き、空間倉庫からダイオラマ魔法球を取り出す。

「あ、これ私見た事ある。エヴァちゃんの別荘じゃん」
「そう、神楽坂の言う通りだ。ただ、エヴァの持ってるのよりもかなり高性能なんだがな。だが、高性能なだけに当然値段もそれ相応な訳だ」
「……幾らだったの?」
「35万ドラクマ」
「ちょっ、じゃあ魔法球買ってないなら現在手持ちの30万ドラクマ+35万ドラクマ+パルの10万ドラクマで残り25万ドラクマだったんじゃない!」

 朝倉が叫ぶが、文句を言うのなら奴隷云々というのを俺に対するメッセージに含まなかったネギに言ってくれ。

「つーか、朝倉。私の船を売る事前提で話を進めないでよ」
「何よ、パル。あんたもしかしてクラスメイト3人が奴隷のままでも自分の船の方が大事だって言うの?」
「いや、さすがにそうは言わないけどさぁ……っていうか、アクセル君。何かいい金儲けの方法無いの? こう、パーッとすぐにアキラ達を奴隷から解放出来るような奴」
「まぁ、無い事も無いが……」
「そうだよね、そんな簡単な話……え? あるの!?」

 早乙女のその声に、その場にいた3-A関係者の視線が集中する。

「アクセル、それ本当?」

 皆を代表するようにして問いかけてきた神楽坂の声に頷く。

「ああ。俺が提供出来る方法としては3つある」
「3つも!?」
「1つ、俺の個人的な財産を売り払って金を作る。例えば」

 空間倉庫から金塊を取り出す。

「こういうのだな。ただし、この場合は売る時に足下を見られないようにある程度の信頼を持った人物が必要だな。少なくても、俺達のように賞金首だったりするのは論外だ」

 そう言いながら、リュボースの方へと視線を向ける。
 一応トレジャーハンターの4人もいるが殆ど初対面なので、より信用出来るリュボースを選んだ訳だ。

「まぁ、それでアクセルさんがナギ・スプリングフィールド杯に集中してくれるというのなら私としても吝かではありませんが……」
「うーん、いい手段だとは思うんだけど、売るのってアクセルの私物なんでしょ? 亜子ちゃん達が奴隷から解放されても凄く気に病むんじゃないかなぁ……」
「せやねぇ。和泉さんにしても、大河内さんにしても、村上さんにしてもその辺を気にしそうやわ」

 神楽坂の言葉に近衛が頷く。その隣では
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