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魔法少女リリカルなのは?ああ、転生者がホイホイ来るあれね
私の名前
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某県海鳴市、その中でも実力を求められる私立小学校、“私立聖祥大附属小学校”

今回の話はその私立小学校のとあるクラスから始まる。


「俺の名前は天辻星河!よろしくな!」

金髪で赤と緑のオッドアイのイケメンが教卓と先生の間に立ち、笑顔でクラス全体へ自己紹介を行う。

それに対し黄色い声援が5割、「またかよ…」というテンションただ下がりの声が3割。

次に今自己紹介した少年、天辻星河の“正体を知っている”事により、また敵が増えたと舌打ちする“同じ様な存在”が一割。

そして、「また苦労が増えそう…」といった感じに不安げな表情を浮かべる“特別”が一割。


「(決まった…!)」


噛む事無く、理想の自己紹介が出来た事に対し心の中でドヤ顏を決める天辻。


面倒だから説明するが、黄色い声援5割はこのクラスの女子。
テンションただ下がりの三割は同じく男子。
更にテンションただ下がりの鬱状態の一割はこの世界の“特別”、主人公事高町なのは、アリサ・バニングス、月村すずかの三人である。
そして残りであり天辻星河と“同じ様な存在”であるのは“転生者”。

「(ハーレム作るぜ!)」

天辻は“同じ様な存在”と同じく……テンプレートで、馬鹿らしくも男の夢である事を目指した。







その頃、この作品の主人公は



「……うん、名前どうしよ……。」


一人、空飛ぶ電車の中で作者も地味に苦労した自身の名前をかんがえていましたとさ。

一応前世では岸辺勇樹という名前があったが残念ながら今の主人公は紛れもない女、どう足掻いても女。

「うーん…。」

君達の中にもRPGやオンラインゲームでハンドルネームやユーザーネームに迷った人がいるだろう?(タメ口)。
しかしここはゲームではなく現実、これから一生使う名前を適当にするのは気が引け、かといって中2全開にしてもダメ。

「女の子の名前…女の子の名前…。」

そして、一応容姿は風鳴翼さんなんだからマリアだとかイヴとかいけるんじゃないとアレコレと考えるがいや、それはSAKIMORIの翼さんに失礼だなと諦めたりかといって普通な名前はつまらないだのあーだのこーだのブツブツとまとまらない一人議論を繰り返す始末。



そして15分後


「この際キャラクターから名前を借りるか…?」


やっとその発想を見出した主人公、だがまたうーんうーんと唸り出す。


「でもそのキャラクターから名前を借りた所で僕自身はそのキャラクターを演じる訳じゃないしキャラクターに失礼じゃないかなぁ…。」

この主人公、何処までも面倒臭い。

そうやってまた30分程悩んだ所、やっと二つ
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