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ヘタリア大帝国
TURN90 密林という名の迷路その八
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「すぐに第二次攻撃に移る」
「このまめまですね」
「引き続き」
「そうだ、続ける」
 大和も被弾している、だがだった。
 東郷はそれに怯むことなく攻撃を命じる、そうしてだった。
 ハニーに攻撃を続ける、再び攻撃を受けてもだった。
 三度目の艦載機の攻撃で遂にだった。
 ハニーを倒す、第三の戦域も掌握した。
「さて、それではですね」
「ああ、いよいよ最後の戦域だ」
 東郷はモニターの日本に答えた。
「今から行くか」
「まさか幻獣がここまで強いとは」
「データもなかったしな」
「はい、戦闘力を想定出来ませんでした」
「それもダメージの大きさにつながったな」
 東郷は冷静にダメージが大きかった原因を分析した。
「その反省はしよう」
「そしてですね」
「今から最後の戦域に向かう」
 このことは順調に進めるというのだ。
「ではいいな」
「はい、それでは」
 日本は東郷の言葉に敬礼で応えてだった。
 そのうえで最後の戦域に向かう、そこにはこれまで以上の大軍がいた。
 中国はその大軍を見て言った。
「さて、最後の最後であるな」
「これまでで一番宇宙怪獣の数が多いわね」
 キャロルも敵軍を見て言う。
「それに撤退させて敵軍もね」
「いるあるな」
「さて、最後の最後で幻獣以上の難敵みたいだけれど」
「戦うしかないあるな」
「そういうことね」
 キャロルは中国の言葉に頷く、アメリカもだった。
 彼は敵の中でとりわけ目立つ白いハニワ艦隊達を見てイザベラに言った。
「じゃあ今からな」
「攻めますね」
「そうしよう」
 こう言ったのである。
「攻めないとはじまらないからな」
「長官、ここでの作戦は」
「宙形的に潜水艦艦隊を回りこませることは出来ない」
 敵軍の上下左右はアステロイドやジャングルだ、これではとてもだった。
「正面から攻めるしかない」
「だからですね」
「全軍突撃だ」
 東郷はイザベラに話した。
「そうしよう」
「わかりました、それでは」
 イザベラは敬礼で応えた、そしてだった。
 枢軸軍は全軍でアステカ軍の大軍に突撃する、その際東郷は言った。
「とにかく火力を正面に集中させる」
「その上で中央突破でしょうか」
「いや、格闘戦だ」 
 それを挑むというのだ。見れば。
 全軍を縦三列に布陣させている、それは。
「これが我が先祖の」
「そうだ、 ネルソンタッチだ」
 東郷はネルソンの問いに答えた。
「それを使わせてもらった」
「ではこのまま突撃を敢行し」
「敵を寸断し左右へ攻撃を行ってだ」
 そして倒していくというのだ。
「そうして戦う」
「まさかここでこの戦術を使われるとは」
「あまり面白くないことだけれどな」
 この戦術に負けているフラン
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