暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア大帝国
TURN90 密林という名の迷路その五
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「そしてそのうえで、ですね」
「まずはそちらから頼む」
 仕掛けてくれというのだ。
「頼んだぞ」
「わかりました、それでは」
「敵の攻撃射程はもうわかっている」
 これまでの戦闘で把握済のことだ。
「後はそこに入った瞬間だ」
「まずは潜水艦の魚雷だ」
 それで攻める、しかもだ。
「後方から攻めてくれ」
「配置についたうえで」
「アマゾンでの戦闘は続く、ここでダメージを多く受けるとな」
「後の戦闘に支障が出ます」
 今度は秋山が言ってきた。
「ですから」
「そういうことだ、じゃあな」
「はい、それでは」
 こう話ししてそのうえでだった。
 枢軸軍は今は仕掛けなかった、敵は攻撃射程に入ろうとしていた。
「何か大人しいホーーー」
「敵が仕掛けて来ないホーーーー」
 ハニワ達が言う。
「一体どういうつもりだホ?」
「あのスケベ長官何を考えてるホ?」
「とにかくだホ」
 この戦域の指揮官である赤いハニワが言った。
「ここは前に出るホ」
「そしてそのうえで、ですね」
「宇宙怪獣達も使って」
「総攻撃だホ」
 赤ハニワは普通の人間達にも答える。
「そうするホ」
「わかりました、それでは」
「射程に入りましたら」
「攻撃をするホ」 
 こう言ってそのうえでだった。
 ハニワ達は前に進み射程に入ろうとした、そして攻撃射程に入りだった。
 赤ハニワは強い顔で目を怒らせて全軍にこう言った。
「攻撃開始だホーーーー!」
「ホーーーーー!」
「ホーーーーー!」
 他のハニワ達も声をあげる、そしてだった。
 枢軸軍に攻撃を浴びせようとする、だが。
「攻撃開始!」
「了解!」
「それでは!」
 エルミーの言葉に 部下達も応える、、そのうえで。
 潜水艦艦隊がアステカ軍に後方から魚雷を放つ、魚雷達は攻撃を仕掛ける瞬間の敵艦艇に次々と炸裂した。
 攻撃に集中していたアステカ軍は一転して動揺した、そして。
「な、何だホ!?」
「何があったホ!」
 必死に周囲を見回す、だが潜水艦達は見えずだった。
「見えない敵がまた出て来たホーーーー!」
「後ろから来たホーーーー!」
「落ち着くんだホ!」
 ここで言う赤ハニワだった。
「前からも敵が来ているホ!」
「いや、後ろだホ!」
「後ろから来る謎の敵だホ!」
「あいつ等だホ!」
 ハニワ達の中には彼等に向かおうという者達もいた、アステカ軍は混乱していた。。
 その混乱を見逃す東郷ではなかった、アステカ軍を見て言った。
「よし、ここでだ」
「総攻撃ですね」
「艦載機、ビームの一斉攻撃からだ」
 モニターにいる台湾兄に言う。
「いいな」
「では今から」
「その後で鉄鋼弾だ、大体はこれで終わるな」
「そうですね、この戦域で
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ