TURN90 密林という名の迷路その五
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「そしてそのうえで、ですね」
「まずはそちらから頼む」
仕掛けてくれというのだ。
「頼んだぞ」
「わかりました、それでは」
「敵の攻撃射程はもうわかっている」
これまでの戦闘で把握済のことだ。
「後はそこに入った瞬間だ」
「まずは潜水艦の魚雷だ」
それで攻める、しかもだ。
「後方から攻めてくれ」
「配置についたうえで」
「アマゾンでの戦闘は続く、ここでダメージを多く受けるとな」
「後の戦闘に支障が出ます」
今度は秋山が言ってきた。
「ですから」
「そういうことだ、じゃあな」
「はい、それでは」
こう話ししてそのうえでだった。
枢軸軍は今は仕掛けなかった、敵は攻撃射程に入ろうとしていた。
「何か大人しいホーーー」
「敵が仕掛けて来ないホーーーー」
ハニワ達が言う。
「一体どういうつもりだホ?」
「あのスケベ長官何を考えてるホ?」
「とにかくだホ」
この戦域の指揮官である赤いハニワが言った。
「ここは前に出るホ」
「そしてそのうえで、ですね」
「宇宙怪獣達も使って」
「総攻撃だホ」
赤ハニワは普通の人間達にも答える。
「そうするホ」
「わかりました、それでは」
「射程に入りましたら」
「攻撃をするホ」
こう言ってそのうえでだった。
ハニワ達は前に進み射程に入ろうとした、そして攻撃射程に入りだった。
赤ハニワは強い顔で目を怒らせて全軍にこう言った。
「攻撃開始だホーーーー!」
「ホーーーーー!」
「ホーーーーー!」
他のハニワ達も声をあげる、そしてだった。
枢軸軍に攻撃を浴びせようとする、だが。
「攻撃開始!」
「了解!」
「それでは!」
エルミーの言葉に 部下達も応える、、そのうえで。
潜水艦艦隊がアステカ軍に後方から魚雷を放つ、魚雷達は攻撃を仕掛ける瞬間の敵艦艇に次々と炸裂した。
攻撃に集中していたアステカ軍は一転して動揺した、そして。
「な、何だホ!?」
「何があったホ!」
必死に周囲を見回す、だが潜水艦達は見えずだった。
「見えない敵がまた出て来たホーーーー!」
「後ろから来たホーーーー!」
「落ち着くんだホ!」
ここで言う赤ハニワだった。
「前からも敵が来ているホ!」
「いや、後ろだホ!」
「後ろから来る謎の敵だホ!」
「あいつ等だホ!」
ハニワ達の中には彼等に向かおうという者達もいた、アステカ軍は混乱していた。。
その混乱を見逃す東郷ではなかった、アステカ軍を見て言った。
「よし、ここでだ」
「総攻撃ですね」
「艦載機、ビームの一斉攻撃からだ」
モニターにいる台湾兄に言う。
「いいな」
「では今から」
「その後で鉄鋼弾だ、大体はこれで終わるな」
「そうですね、この戦域で
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