第一章 護れなかった少年
第十二話 第二回第一層ボス攻略会議
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となった。
まぁ、とりあえず、個人的にはいろいろ確認したいし、今からちょこっと狩りに行こうかな......。
「じゃ、キリト、アスナさん、僕はとりあえず一回帰るよ」
「わかった。また明日なー」
と言うわけで、一旦家に帰って、少し準備してからフィールドに出ようかな......
ジーーーっ
つ、ついでに剣の研磨とかもしなくちゃ......。
ジーーーっ
そ、そそうだ!アイテムの補充もしなくちゃ!
「......無視......ひどい。イジメカッコワルイヨ」
「無視してたわけじゃないし、一昔前のギャグはやめてくれませんかねえ!?」
耐えきれず、そっち側を向いて突っ込む。
「アハッ。やっと無視やめてくれた」
にこやかに微笑みながら言うネオンさん。
「......で、何か用?」
「ソラ君ひどいよ! 急にいなくなるなんて!!」
やっぱりそこか。
「......人に話せない事情っていう物があるんだよ」
本当のことだ。
「......ごめん」
しゅん、とうなだれて謝るネオンさん。
「や、別にいいんだけどさ」
......にしても、ネオンさんはどこの宿を取っているんだろう。
そろそろ僕は自分の宿に着くけど、ネオンはどうか知らない。
と考えている間に僕が泊まっている農家を通り過ぎそうになった。
「じゃ、僕の宿ここだから」
そう言って普通に入ろうとすると、ネオンが
「え?でもここって農家じゃ......」
「うん。そうだよ?農家の二回を借りてるんだ。なかなかいいところだよ?ベッドも広いし部屋も大きいし、何よりお風呂が――」
「お風呂っ!?」
うん。言うことミスった。
ネオンさんが凄い輝いた目でこっちを見てる。
「あー、うん。まぁ、一応は......」
すると、ネオンさんがしばらく考え込む。
......どうしてだろう。ものすごくイヤな予感しかしない。
「今日だけ泊めて!」
「まぁ、別にいいけど......」
イヤな予感が的中したわけだけども、まぁ、ネオンにベッド使っていい、って言って寝かした後にフィールドに出て確認したり、店にいったりすればいっか。
―☆―☆―☆―
「わぁ、広い!さらに眺めいい!」
部屋に入った瞬間ドタドタと部屋の中を走り回るネオンさん。
......さて、僕は後でいいとして、
「ネオンさん先にお風呂入ってきなよ。そこのドア入ると脱衣所だから」
そう言いながら部屋の隅にある、ドアを指さす。
すると、ネオンはOK!といいながら脱衣所に駆け込んでいた。
そして、扉の閉まるガチャ、と言う音とともに僕の口か
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