蘇生はゲームの中だけにして下さい。チート?ゲームでもやらないように。
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い部品。
俺の周りの時間は確かに動いていて、ただし止まってもいた。停滞していた、静寂だった、平穏だった。そして自分は何故生きているのだろうと、自分に何度も問いかけ、やがてその問いかけが無駄だと気づいて、やめる。
俺の短く、そしてとても永い一人暮らし生活が半年を過ぎたある冬の日。
俺は買い物帰りに家への帰路を辿る。ぱら、ぱらぱらと細かく小さな雪が降っていた。きっと寒いのだろうな、と想像し、この程度の寒さを感じない自分の体にまた嫌悪する。
そんないつも通りの一日なはずなのに、
十六歳についこの前なった俺、伊島宏助の時間は、
この日、また唐突に、動き出す。
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