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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
09 はるかなる日々 その三
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声をかけた者の姿を見ると、神官服に身を包んだ……ん?これプリーストじゃないぞ。
……あ!
ライトプリーストだよ。おい。
と、言う事は……
「さぁ?
何を願うという訳ではありませんが、祈りを捧げると落ち着くので。
アクエリアス殿」
「こちらの身元は確認済みですか。
流石ですね。『流浪の姫君』エリー様」
アクエリアスの後ろにフードをかぶった二人の従者が。
多分、あの二人がトリスタン皇子と従者ケインだろう。
『伝説のオウガバトル外伝〜ゼノビアの皇子〜』では、ケインと二人で旅立ったってあったが、まぁついてきているのだろうな。
むしろ、解放軍の進撃がゲーム上より停滞しているから、合流できたと考えてもいいかもしれない。
という事は、外伝の連中でトリスタン皇子の側近を作れる。
人材不足解消の希望が見えたを隠してあくまに冷静に向き合う。
なお、こちらの従者二人もフードで顔を隠しているが、その正体は解放軍リーダーと占星術師だったりする。
これには理由があって、双方襲撃を警戒しているのだ。
とはいえ、見極める為にはさしで会わない事には分からない。
実質的なトップ会談だが、二人には口を開くなと厳命している。
それは向こうも同じだろう。
先に切り出したのは私だった。
「お互い、いらぬ腹を探るのはやめましょう。
こちらは、トリスタン皇子を盟主にゼノビア王国を復興する事に賛成する用意があります」
「正直に申し上げて、エリー様。
私どもは貴方を信用できません」
まずは一撃。
言葉のクロスカウンターが互いに突き刺さる。
そして、口撃は双方それで終わらない。
「あくまで、解放軍の一部である私に対しての不信については、私の徳の至らなさに謝罪する所存です。
ですが、解放軍を率いるのはデスティンなので、彼について見ていただけるとありがたいのですが」
「失礼ながら、デスティン殿は傀儡で、解放軍の実務はエリー殿が取り仕切っているともっぱらの噂」
肩をすくめ心外なと見え見えのポーズを取りながら、私は口を開く。
まだ、アクエリアスのガードが取れたようには見えない。
「解放軍の一隊を率いてはいますが、あくまでそれだけの身分にて」
「悪徳商人トードを用いて、ロシュフォル教会を買収し法王ノルンを大神官に据える策を実行なさっているお方が『それだけの身分』ですか?」
アクエリアスの口撃が私にクリティカル。
だけど、私は倒れない。
ライトプリーストなんてクラスになっているから、ロシュフォル教会内部に伝があったのだろう。
「それ、ゼノビア落城まで黙っていてくださいね。
大神官ノルン擁立資金の出所が解放軍だったと自らばらして、大神官ノ
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