俺はオタクじゃねぇ。
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俺、小早川吉城はオタクと、いうオタクではない。 ではなぜ?神様転生を知っているかと言うと。最近ネット小説を読んでいるからだ。と、言っても、読んでいるのは恋姫無双だけなのでさほど知らない。
なのに俺は最近、幼馴染みに告白したら。
「ごめん、ヨッシー。私オタクとは付き合いたくないんだ。」
ヨッシーとは俺のあだ名。吉城だからヨッシー。
ってそう言うことじゃなくて。
「俺はオタクじゃねぇ。」
俺はそう言いながら起きる。
周りには誰も居ないけど、ちょっと大声を出しすぎたかなと、反省。
でもなく、ココどこだ。
周りには俺の部屋とは全く違う構図の家具が置いてあった。
本棚には、漫画ではなく参考書や歴史の本が並んでいた。
俺はベットから出てその本を取ろうとした。
その時だった、下から勢いよくかけ上がってくるのが聞こえた。
俺は急いでどこかへ隠れようとしたが、体が動かない。
これってもしかして作者が言っていた、「2割ほどは僕が書くから。」の効果か。
そしてドアが開く。
「大丈夫?吉くん君。大声が聞こえたからお母さん見に来たけど。」
なんだ。母親か。
「大丈夫。大丈夫。」
そう言うと、母さんは部屋を後にした。
さてと、先ずは情報収集といきますか。
俺はもう一度本を取ろうと行こうとした。
その際鏡があったので俺の格好を見てみる。すると・・・・・・
なんということでしょう。そこには約9歳児の俺がいたのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・え?
「なんじゃこれぇぇぇぇ」
と、言いそうになったがまた母さんが来たらややこしいのでなんとかこらえた。
それにしても、何これ。なんで俺が9歳の体になってんの。そういう世界なのココは。
と、とにかくだ、一旦落ち着こう。冷静になって考えれば何かがわかるはず。
ダメだ〜。なにもわからねぇ。
よし。先ずは下に降りてご飯でも食べよう。
「腹が減っては考えもできぬ。さてと、朝御飯はなんでしょう?」
俺は部屋から出る。そして下に降りる
そういえば今は何月なのだろうか。
気温で言えば春辺りになるのだろうか。
ま、いっか。そんなことよりも食事だ。
俺がリビングのドアを開いた時だった。
とてつもなくかわいい女の子が俺を待っていたかのようにドアの前にいたのだ。
「お兄ちゃん。おはようございます。」
すいません。あなたはどこの誰ですか
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